老兵の独り言

八尾市をはじめとする全国での左翼情報チェックと真正保守の陣営拡大を願っています。 国連をはじめとする人権条約を基礎とする国内法の点検と法破棄運動も行っています。

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日本再生ネットワークGに紹介されていましたので、早速世界日報で確認しました。
一読しまして、これは是非マイミクの皆様にご紹介するのが至当と思いここご紹介するものです。


卑劣で残酷な日本人の増殖  暴力やネット“いじめ”
 (世界日報 2009/1/15)(購読契約していませんと直接読むことはできません)

  NPO法人修学院院長 アジア太平洋交流学会代表理事 久保田 信之


■人との交流で資質を高めよ


 万引きや窃盗、さらには見ず知らずの者を訳もなく刺し殺す、その上死体

を無残にも切り刻んで遺棄するなど、人の命や人間の尊厳を軽視した暗く哀

しい事件が、毎日のように報じられている。「最近の日本人はどうかしてい

る。変だぞ」と思わずにはいられないほど、かつて今まで見聞きしたことが

ない粗暴で短絡的な日本人が増えてきてしまったように思えてならない。



 さらにまた、激しい犯罪行為としては認識されないが、将来を考えると凶

悪犯罪以上に厄介な問題が、陰湿で卑劣な“いじめ”である。この“いじめ”

は、当初、学校現場の問題であり、学校内の努力で解決すべきだ、と考えら

れていた。しかし、一向に終息せず、むしろ卑劣極まりない深刻の度を増し

ているのが現実である。



 今回は、先に文部科学省が小中高校生を対象に調査した結果を参考にする

ものの、暴力行為や“いじめ”を、児童生徒の問題として矮小化して他人事

にすることなく、日本人の品位・品格を毒し、卑劣で残酷な日本人を増殖さ

せている「深刻な社会病理現象」として直視し、一人ひとりが己の問題とし

て誠実に真剣に検討するよう願い筆を取った。



 暴力行為が前年度比八千件増で五万三千件に上り、過去最多を更新したと

いう。即ち中学生による暴力行為が三万六千八百三件、高校生による事件が

一万七百三十九件、小学生によるものが五千二百十四件といった数字に上っ

ているというのである。



 ここで、われわれが注目したいのは、前年度の四万四千六百二十一件から

五万二千七百五十六件に急増しているという総数の問題と、中でも、小学生

による暴力行為の発生が、前年度に比べて37%も増加しているという二つ

の点である。



 十年位前までは、小学生同士のいさかいは、一般に、無邪気なもので、い

つの間にか仲直りして収まるものであったから「子どもの喧嘩に親は口出し

するな!」と言われたものである。到底「暴力沙汰」などと大げさな表現が

似合うものではなかったのだ。



 しかし、最近は、いわゆる「キレる」傾向が子どもに限らず日本人全体に

強くなってきたようで、公共の器物に八つ当たりしたり、学校にあっては友

人や先生に暴力を振るい、家庭にあっては身近な親や祖父母、さらには実の

子どもに暴力を振るい死に追いやる事例すら数多く報告されているのである。



 こうした粗暴で残忍な行為に至る彼らの多くは、自分の犯した行為につい

て反省するどころか「少なくとも、その動機においては正しいのだ」「こち

らの心情を理解せず、外に現れた結果だけをとりあげて非難する相手こそ悪

いのだ」など自己弁護を繰り返すから、激しい怒りが頭の中を駆け巡り、言

動はどうしても荒々しいものになってしまうのである。彼らは、たとえ相手

を殺傷したとしても、自分を「加害者」とは思わない。それどころか「抑圧

され虐げられてきた自分こそ被害者なのだ」と本気になって主張し、攻撃的

な言動を繰り返す場合が多い。



 今回の調査で明らかになったもう一つの問題は、前回調査で十二万件を超

えた「徒党を組んで痛めつけるような“いじめ”」は減少したものの、文科

省ほか学校関係者が深刻な問題として警戒し続けているのが「ネット“いじ

め”」と称する顔の見えない陰湿な新手である。



 確かに、前回の調査よりも、約二万四千件“いじめ”は減少したものの、

未だに十万千百二十七件の報告があり、特に自殺した児童生徒百五十八人の

うち、中学生一人、高校生四人の計五人は陰湿で卑怯な“いじめ”と深い関

係があると報告されているのである。“いじめ”は、古くからある厄介な問

題ではあるが、今回特に注目したい事柄は、「ネット“いじめ”」とは、加

害者たる「個人または集団」が特定しにくくなり、親や教師、さらには周り

の友人も気付きにくい、それ故、外から対応しにくい、実に卑劣な特性を秘

めているのである。このネット“いじめ”が前年比千十六件増の五千八百九

十九件もあるというのである。インターネット掲示板などに、下品で悪辣で、

しかも「しつこい」書き込みを繰り返すこの「ネット“いじめ”」は、前年

度比二割も増加したという。



 「いじめる者の心情」を常人が的確に理解することは難しいが、概して言

えることは、劣等感を根底にもった「嫉妬心」や「偏狭でひ弱な正義感」に

裏付けられたものが多く、面と向かって対決する勇気がなく、陰に隠れた

「優越感の誇示」が“いじめ”であると定義できよう。彼らは、自分(達)

の判断基準から一歩も出ることなく、いじめている相手の身になる柔軟性も

ない。まさに「天に代わって不義を討つ」心境で攻め立てるからどんなに残

酷で卑劣な言動を吐いたところで心は痛まない。



 現在日本に増殖してきているこうした「卑劣な臆病者」に必要なことは、

多様な人間との交流、異文化間交流を体験させることだ。偉大な人、素晴ら

しい人との出会いは、“いじめ”の愚劣さを自覚する早道だと思う。いずれ

にせよ、他人のことをあれこれ偉そうに批判することをやめて、各自が真剣

に「人間としての資質を高める努力」をなさねばならないと力説したい。
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