老兵の独り言

八尾市をはじめとする全国での左翼情報チェックと真正保守の陣営拡大を願っています。 国連をはじめとする人権条約を基礎とする国内法の点検と法破棄運動も行っています。

CalendArchive

日本の時間

転職サイト『しごとナビ』
キャラクター【ナビちゃん】

プロフィール

Author:老兵
FC2ブログへようこそ!

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

おすすめ書籍

おすすめ書籍

おすすめ書籍

おすすめ書籍

おすすめ書籍

お勧め書籍

おすすめ書籍

おすすめ書籍

おすすめ書籍

おすすめ書籍

おすすめ書籍

おすすめ書籍

おすすめ書籍

おすすめ書籍

おすすめ書籍

おすすめ書籍

おすすめ書籍

フリーエリア

フリーエリア

FC2カウンター

オンラインカウンター

現在の閲覧者数:

FC2カウンター

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

11月末に、皆様へ福岡県八女市のオンブズパーソンが八女市へ勧告をしたことを、その内容と共にお知らせしました。


今月発行の八女市広報1月号にその概略が報じられました。
これにより、オンブズパーソンへ訴えたこと、その内容とそれに対する勧告が広報に掲載され
たことで、広く八女市民の知るところとなりました。


この対応と姿勢に対して小生は八女市を賞賛する次第です。


当然といえばそうなのでしょうが、部落解放同盟を相手とした訴えを公然と公表することは、裏取引ではなく、非は否として対応しようとする姿勢の表れと思うからです。


秘書課長を通じて市長のお考えをお聞きしてきただけに、今後とも毅然とした対応をなさることを期待しています。


毅然とした対応をお取なさるために必要ならば、更なる批判をしてまいりたいと思っています。


今回のその概要が1月号の八女市広報に掲載されましたのでこれを掲載しご紹介するものです。

________________________________________________________________
オンブズパーソンからの勧告(概要)


平成19年10月2日付けでオンブズパーソンに対して苦情申出のあつた事項について
、調査の結果、この苦情申出には理由があり、「勧告」が相当との結論に達し、11月
26日付けで勧告を行いましたので、八女市総合オンブズパーソン条例第20条の規定
により、その内容を公表します。なお、公表に当たっては、個人情報の保護等の理由に
よりその概要をお知らせします。

1 苦情申し出人の対象機関
八女市長(人権・同和対策課)


2 苦情申出の趣旨
 苦情申出人が、八女市と同和団体との間で行われる行政交渉の公開(傍聴)を申し入
れた際、人権・同和対策課長(以下「担当課長」という。)から「交渉の公開について
は、市長と解放同盟に文書で申し入れて欲しい」と言われた。行政に対してならばとも
かく、なぜ市民が民間団体である解放同盟に対してまで公開の申入れをしなければなら
ないのか。この発言は行政の主体性を欠き、課長としての職責を放棄した不適切なもの
である。


3 勧告内容
 担当課長は、今回の苦情申出人に対する対応の仕方に非違があったことを率直に認め、
同人に対して陳謝するとともに、今後の所管課の対応においても市政の信頼を回復するよ
う最善の努力をすること要望する。


4 勧告理由
 苦情申出人が金曜日の午後所管課に対して、翌週の月曜日午後に開催予定の市当局と部
落解放同盟間の行政交渉について、傍聴の申入れを「口頭」で行ったのに対して、担当課
長は苦情申出人に対して、所管課並びに部落解放同盟の双方に対して「書面」による傍聴
の申入れならびにその理由の記載を求めたが、これは二重の意味において誤りを犯してい
ると言わざるを得ない。
 

(1) まず、所管課への口頭による申入れに対して、文書による申入れを要請(強要?)
している点である。確かに、所管課の窓口における市民と市職員間の口頭による応答を巡っ
て、後日、申入れや応答の有無、内容等に関する紛争、対立等を生じる恐れがあることは十
分推測し得るところではあるが、しかし、だからといって、市民の所管課に対する申入れ、
相談等をすべて書面に要式化するのは相当でない。市民の口頭による申入れや相談を巡る後
日の紛争を避けるためには、いわば「申入れ・応答簿」のたぐいを、あらかじめ各所管課に
備え置き、これに申入れ等をした市民の住所、氏名、申入れ等の日時、内容の要旨等、これ
に応接した市職員の氏名、役職、応答の内容等を記載し、かつその記載内容に誤りが無いこ
とを確認することによって十分回避し得るはずである。当職は機会在るごとにその必要性を強調し
てきたところであるが、ほとんど実行されていないのは甚だ遺憾である。
 本件の担当課長が苦情申出人に対して、所管課に対する傍聴の口頭申入れについて、これ
を書面による申入れに改めるよう要請したことは到底是認し得るところではない。


(2) 次に、本件において、担当課長は苦情申出人に対して、傍聴の申入れを市の所管課
のみならず、行政交渉の相手方である部落解放同盟に対してもこれを行うよう求めている(しかも書面
で行うよう求めている)点に甚だしい疑問を感じざるを得ない。行政交渉の相手方の都
合は、当事者である所管課自らこれを確認すれば足りることであるし、またそうすべき性質
のものであると考えられる。これを、申入れをした一市民である苦情申出人に代行させるの
は、一種の押付けと受け取られても弁解の余地はない。担当課長はあたかも自らこれを行う
時間的余裕が無いかのごとき弁解をしているが、これは単なる詭弁と受け取られてもやむを
得ないであろう。緊急を要する場合には、公務員たるものたとえ時間外であっても、また、場合によっ
ては休日を返上してでもこれに対応すべきは当然と考えられる。この点に関する担当課
長の見解にはにわかに賛同しがたい。


5 今後の担当課の対応
 人権・同和対策課は、この勧告を受けた日から60日以内に、オンブズパーソンに対し、
是正等の措置(担当課が勧告後どういう対応をとったのか)の報告を提出するすることにな
ります。その内容についても今回と同様に市の広報に公表します。

問い合わせ=総務課
【電話(23)1111】

_______________________________________________________________

上は「八女市広報」からの転載です。
http://www.city.yame.fukuoka.jp/kouhou_yame/kouhou/200801/16.pdf

みなさん、開かれた市政を前提に毅然とした対応をした八女市のオンブズパーソンの態度は
立派です。敬意を表したいと思います。これから考えられる解放同盟の反撃にも毅然として
対応をしてもらいたい。

八女市へ激励の意見を伝えて孤立した戦いではないことを示してあげてくださいください。
すでに今年の仕事は終了していますので、メール・ファックスは24時間受け付けていますし、
電話は1月4日からとなります。

★電話先 八女市役所

       人事秘書課長 堤 芳子  0943-23-1109

       総務課  0943-23-1111 

       ファックス(市長宛)  0943-22-2186
       メール:mail@city.yame.fukuoka.jp

〒834-8585 福岡県八女市本町647番地 八女市長 野田国義 殿

追記
八女市長様
オンブズパーソンという語について再検討ください。
何故なら、もともとオンブズマンはスエーデン語です。その末尾にパーソンという英語を人造的にくっつけて、オンブズパーソンと変竹林な言葉を作ったのでしょう。なにか違和感を感じるものです。
単純に「オンブズマン」と表するのが最適ではありませんか。

スポンサーサイト

今号の国連情報第59号は、ヒトクローンに関することです。

正直に申しますと、全くの無知でして、意見の片鱗も書くことは不可能です。

岡本様のご意見と情報を皆様にご紹介するのみです。



各位

今年最後の「国連情報」は、ヒトクローンの話題です。

クローンについては、日本では、文科省でヒトクローン胚の研究利用作業部会が6月に中間とりまとめを行い、意見募集を行ったところです。

勿論、難病に苦しむ人々のための治療用に・・・ということなのですが、私は個人的には反対の立場です。

ところで、先日、京都大学の山中教授らがヒトの皮膚細胞から、あらゆる細胞に分化できる『万能ES細胞』を作ることに成功したというニュースを耳にされた方も多いと思います。

ヒトクローン由来のES細胞を使わなくても済むということで、クローンのように倫理的には問題が少ないということで、今回伝えられたクローン論議にも変化を齎すものではないかと思われます。

ところで、以下の国連情報の中で問題だと思うのは、「倫理の多様性への尊重を拡大すること」を正当化しようという点です・・・。



来る年が日本にとって良い年となるよう、切に願っております。皆様も良い年をお迎え下さい。



****



「国連大学がクローン人間についての討論再開を要求」


2005年に国連総会は、3年間討論した末に、あらゆる形式のクローン人間を禁止するという歴史的な投票を行いました。国連大学からの新しい報告書は、死に帰着する医学的実験を目的とするヒトクローンに関する討論を再開し、ヒトクローン胚の生成を可能にしようと求めています。



2005年に決着した論争の国連クローニング討論の再開を、東京の国連大学(UNU)が、最近公表された報告書の中で要求しました。著者は、「クローン人間が禁止された範囲以外の世界のどこかで出現している可能性への重大な懸念」があると警告しており、いわゆる「reproductive cloning(複製クローン)」だけを法的に禁止するよう国際社会に要求しています。



問題は、人クローンを如何に定義するかです。2つのタイプの人クローンがあると言う人もいます。クローン胚が実験され殺される「治療的クローン」、そして、クローン胚が完全に許可される「複製クローン」。殆どの人は「複製クローン」は禁止したいというけれども、「クローンを作って殺す」「治療クローン」は許可したいという人もいるのです。



フランスとドイツがヒト胚(ヒト胎児)の医学的実験と彼らの死を命じることを許可する拘束力のある国際協定のための会談を始めたのは、2002年でした。この討論は国連総会で3年間続き、「治療目的」・「複製」という如何なる目的のヒトクローンも禁ずるという非拘束的政治宣言で終わりました。



国連大学(UNU)は、この問題に関する統一的法律等は何もないので、これは非常に問題のある議論ではあるが、複製クローンの禁止を支持する慣例的国際法を検討する討論を再開しようとしています。また国連大学(UNU)は、国際社会のための現在の努力が、「倫理の多様性への尊重を拡大すること」によって、「妥協点を見つける」ことであると主張しています。報告書は、国際的行動に対するいくつかの可能な、次のオプションを示しています‐あらゆるクローン研究の完全禁止、あらゆるクローン研究の一時停止、複製クローンのみの禁止。報告書の公表で、国連大学(UNU)の意図は明らかです。国連大学(UNU)の高等研究所所長であるA・H・ザクリは、「国家が厳密に管理する治療研究を許可する自由と切り離すことの出来ないクローン生成に関して、世界的に法的拘束力のある禁止を行うことは、偉大な政治的実行力に選択の自由を与える。」と述べました。



ヒトクローンに関する拘束力のある法的文書に関する新しい国連交渉は、この問題が2002年に最初に紹介された時と同じように、政治的道徳的に強固な反対が行われるだろうと、研究者は認めています。討論における2つの反する意見の詳細に関する最近の記事では、バチカン法王庁関係者(イエズス会Robert Araujo)は、今後の討論では、おそらくクローニング支持側が保守派の反対を、教会のガリレオ非難に喩えるだろうと述べました。ガリレオは、自説を撤回する際にさえ「それでも地球は回っている」と述べました。Robert Araujoは、「その源がクローニングであっても何であれ、胎児はそれでも生きている、と科学も認識している」と述べました。



NPO法人(申請中)家族の絆を守る会(FAVS)

事務局長 岡本明子

FAVSブログ http://familyvalueofjapan.blog100.fc2.com/

民主党議員が中心となって毎年開催している「女性のための政治スクール」(細川護熙顧問、細川佳代子名誉校長)は、次年も1月より開催しますが、主な講師陣が判明しました。

悪名高き坂東真理子も講師陣となっています。しかもわざわざ『女性の品格』の著者として紹介されています。
以下公表している案内文

 「政治スクール」第14期開講!江端副校長は総選挙へ!――――――――――――――――――――――――――――――
女性のための政治スクール(細川護熙顧問、細川佳代子名誉校長)は、2008年1月19日(土)より第14期を開講することに決定しました。テーマは「遠くて近い(?)暮らしと政治」。私たちの暮らしに密着した政策課題を解決すべく多彩な講師陣をお迎えし、勉強していきます。江端貴子副校長も民主党の公認が決定し(東京10区)、ますますパワーアップする「政治スクール」に、男女問わず皆さまのご参加をお待ちしています。

●主な講師:岡田晴恵(国立感染症研究所)、蒲島郁夫(東大教授)、重村智計(北朝鮮問題の専門家、早稲田大学教授)、長妻昭(「ミスター年金」衆議院議員)、坂東真理子(『女性の品格』の著者、昭和女子大学学長)、樋口恵子(高齢社会をよくする女性の会会長)、藤田和芳(大地を守る会社長)、星浩(朝日新聞編集委員)
●日程:1/19、2/16、3/15、5/17、6/21、7/12、 9/20、 10/18、 11/15、 12/13の全10回(いずれも土曜日)。
●受講費:新規の方は8万円(入会金含む)、元スクール生は7万円。
●場所:剛堂会館(千代田区紀尾井町3-27、有楽町線「麹町駅」より3分)

お問い合わせ、お申し込みは、下記事務局まで(1月20日締め切り)。
●女性のための政治スクール事務局
(校長:円より子、副校長:江端貴子http://www.ebata-takako.jp/)
TEL: 03-3261-1835
FAX: 03-3261-1836
E-mail: school@madoka-yoriko.jp

画像はこちら
http://www.election.ne.jp/10017/35202.html

国連から左翼を追放しよう!と叫びたくなります。

国連特別報告という語に気をつけましょう。

岡本様からの連続3本の国連情報の最後です。





各位



国連情報58号は、ポール・ハントという健康に関する国連特別報告者の任期が切れて、更に3年間の任期を認めるかどうかが、人権委員会で話し合われているという話題です。



このポール・ハントという人物は、堕胎促進のNGOのメンバーで、昨年10月の「国連情報」でもお伝えしたことがあります。



昨年10月の「国連情報」の中で、ハントが「私は健康の権利にはセクシュアル、生殖の権利が潜在的に含まれると思っている。」と述べたと報告しました。





国連特別報告者といえば、ラディカ・クマラスワミが所謂「従軍慰安婦」問題を、クマラスワミ報告(「女性への暴力特別報告」)として、1996年に、国連人権委員会に提出したことは、皆様ご承知のとおりです。彼女は、「『慰安婦』とは性奴隷である事」と述べました。



また2005年には、国連特別報告者ドゥドゥ・ディエンが来日して、「日本には根深い人種差別がはびこっている」というディエン報告書をまとめましたが、在日韓国・朝鮮人等に加えて沖縄、アイヌ、部落の人々も「人種」として位置づけて、日本は人種差別の酷い国であると報告しました。



これらの報告者の報告は、非常に偏った見方に基づくものであり、それもそのはずで、彼らが来日する時には、反日NGOがべったりと横にいて、彼らが見せたいものだけを見せているのです。報告者が、国内の別の見方からの意見聴取や現場を見たという記録はありません。



報告者自身が、下記に述べるポール・ハントのように、特定のイデオロギーを持つNGOに関わっている場合があり(多分殆どの報告者がそうだと思いますが)、初めから答えは決まっているのです。



こうした国連特別報告者の報告書が様々に波及して(更に他の要素も絡まって)、オーストラリア・米国・カナダ・欧州議会での慰安婦問題に関する決議などという、日本の独立主権を侵すような出来事へと発展していっているわけです。



そうした構造が如実に分かるのが、今回の国連情報だと思います。



****



「問題の多い国連職員の解雇問題」

独立国家に対して、自らの人間性への急進的観点を強要させる目的で、世界中をうろつき回るために国連の仕事を利用しているポール・ハントという名の男がいます。国連人権委員会は、彼を解雇すべきかどうか考えています。祈りましょう。



国連人権委員会は、非常に問題の多い職員をそのままにしておくべきかどうかに関して、先週ジュネーブで討論を始めました。多くの国連加盟国が非常に怒っています。ポール・ハントは、2002年以来、最高水準の肉体的精神的健康における国連特別報告者(健康に関する特別報告者)を務めています。ハントは、堕胎を国際的な権利にすること、そして同性愛者のための特権を促進するために、その地位を利用しました。さらにハントは、ニューヨークの堕胎法支持団体であるCenter for Reproductive Rights (CRR)=性と生殖に関する権利
センターに所属しています。





ハントに関して最も論争の的となっている問題の1つは、ジョグジャカルタ原則と呼ばれている文書作りに今年の初めから関わっていたことです。ジョグジャカルタ原則とは、同性どうしの結婚と養子縁組の権利等、同性愛者に特別の権利を与えるように、全ての国々に義務づけるために、主張するために、既存の29項目の人権を解釈し直すというものです。ハントは2004年には、「sexual rights(性の権
利)」の承認と、「sexual orientation(性的嗜好)」を社会で干渉されることなく表現する権利‐この二つは国連の正式文書では容認されたことのない言葉である‐を要求する国連報告書を作成するために、彼の公的立場を利用しました。更にハントは、2004年の報告書において、堕胎の自由と堕胎を行うための人々の教育養成を行うことを、各国政府に要求しました。







ブラジルの極左政権は、ハントの行った「『性と生殖に関する権利』等の健康問題への理解力」への特別報告者としての貢献を賞賛して、彼の権限を拡大する決議案を提出しました。この決議案ではさらに、全ての人が最高水準の肉体的精神的健康の権利を享受するために「不可欠な要素として、性と生殖に関する健康に注意を払い続けるため」の、健康に関する特別報告者とするという要求も行われたのです。





エジプト、パキスタン、アルジェリアは、特別報告者(ハント)が堕胎を促進していることと、彼がCenter for Reproductive Rightsという団体に関与していることに反対すると発言
しました。更にエジプトは、ハントが問題の多いジョグジャカルタ原則に貢献したことに対する懸念を示して、ハントは、多くの国が「性的嗜好」に関する価値を共有できるとしているが、「国連の中で一致していない概念を促進するために、国連の名を利用するという企て」に反対すると述べました。





ハントは、堕胎が合法的な所では、差別をなくす為にこそ堕胎が行われなければならなかったと述べて、堕胎促進を正当化しました。そして彼は、堕胎促進NGOである CRRのアドバイザーと、特別報告者の地位と
は区別していると述べました。彼は最後に、「性的嗜好」に関する特別報告者は、他の国連特別報告者達の、その内の何人かはジョグジャカルタ原則に寄与しているが、その地位と同じであると述べました。



委員会は、結局今後3年間、健康に関する特別報告者の地位を続けさせることを投票で決めることにしましたが、問題の多いハントが任務を続けられるかどうか、3月までには決定しないでしょう。





NPO法人(申請中)家族の絆を守る会(FAVS)

事務局長 岡本明子

FAVSブログ http://familyvalueofjapan.blog100.fc2.com/





「19年4月実施の全国学力・学習状況調査の結果」の開示を求めていましたが、12月25日に八尾市教育委員会より部分公開決定通知がなされ受理してきました。


部分公開決定ですから、一部分でも公開されるのかと思っていましたが、
① 集計結果の各学校平均正答率
② 分類・区分別集計結果の貴校平均正答率
③ 設問別集計結果貴校正答率及び無回答率
以上の3点については、公開してもらえなかった。


その理由で最大の問題は「一般に公開されることになると、序列化や過度な競争が生じるおそれや参加主体からの協力が得られなくなるなどの正確な情報が得られない可能性が高くなり、調査の適正な遂行に支障を及ぼすおそれがあると考えられるため」としている。


序列化が何故いけないのかと尋ねると「学校間で序列が付き問題が発生する」という。「序列が付くことは、教育内容・方法の問題点が掘り下げられ教師にとっても、父兄にとっても良いことではないか」「教師も自らの授業が点検されて励みになるのでは」といっても、「学力はテストの点数ばかりではないので」と抽象的な論議に引き込もうとする傾向が見られた。


市民運動として、学校単位での学力の公開を求めることが必要ではないかと思います。
教育に厳しさを求めることが必要と思う次第です。


それと共に驚いたことがありました。

   「大阪で高率な無回答」

中学校国語(A)での大阪公立で無回答率が調べたら、殆どの設問概要では、最高が8.1%で大部分が2%~0.6%であるのに対して「漢字を書く」で15.1%と17.3%と非常な高率である。


「漢字を正しく読む」では27.5%でした。読み書きが出来ていないのである。学校は何を教えているのかといいたい。「ゆとり教育」「人権・同和教育」の結果でないといえる証明は出来ない。福岡県・北海道・大阪府・沖縄県と左翼が教育行政に大きな影響を与えている県では低学力が顕著である。


国語(B)での無回答率も同じである。「考えて相手に伝うわるように書く」で無回答率は16.1%で全国平均の1.7倍
「自分の考えを書く」では15.7%で全国平均の1.5倍
「情報を読み取る」では15.3%で全国平均の1.5倍
「資料から伝えたい事柄や考えを明確にして書く」では19%で全国平均の1.5倍


呆れてものが言えない状態です。
読み書き、考える力のない中学生が育てられているのです。


あえて言えば、漫画を読む、テレビを見る、遅くまで遊んでいる、規範意識がない、言葉使いが正確でない、日本語がまともに話せない日本人、擬音・擬声で会話を通用させている。学校・教師だけの責任ではないでしょう。しかし大きな責任があるのも事実です。


小学生国語と算数・数学は次回にします。

連続して国連情報第57号を転送します。

この号では.EUがフェミに犯されて、「家族を大事にする」勢力の批判を受けています。

人口減少の道をまっしぐらに突き進むEUは、日本のフェミと同じように、仕事と家族生活の調和を促進するプログラムに焦点を当てています。

以下岡本様のメールをご紹介します。


各位

国連情報第57号は、EU議会で、ELFACという大家族を進める団体が、欧州の女性の3分の1が3人以上の子供を生みたいと望んでおり、ワークライフバランス政策から、3人以上の子供を望む女性たちへの支援に、EU政策を変更すべきであるという意見を述べたという話題です。



ところで、欧州議会については、例の従軍慰安婦に関する決議を行ったので、目にしたくもない程うんざりなのですが・・・反日勢力のようにロビーイングの力が私たち保守派にあれば、「家族を大事にする」という価値観を持っている欧米の保守の人達(世界家族会議で仲良くなった人々)だけにでも、歴史的事実の誤りを伝えることが出来るのではないか?等と考えているのですが、歴史観となると、同じプロ‐ファミリーでも駄目なんでしょうか?・・・でも、やってみる必要があると思っているのですが、資金も能力も今のところ無いのが悲しいです。



*******

多くの子供を望む女性たちを支援しないEU政策
ヨーロッパの人口増加率が驚くほど低いという事実を議論する人は、もういません。最近の研究では、欧州連合が、多くの子供を欲している女性に対して不正工作をしていることで、出生率回復に対する最大の望みが妨害されていると言われています。



欧州議会の今週の会合(12月13日の週)で、ヨーロッパ人大家族連合(European Large Families Confederation=(ELFAC)は、大家族の長期的な経済的な幸せが、現在のEU家族政策によって「ひどく危険にさらされている」と警告しました。ELFACは、「大家族はヨーロッパの将来的な人口に関するたった一つの鍵である」として、多くのEUの国々の出生率が驚くほど落ち続けている中で、ヨーロッパにおける人口危機に対する現在のEU政策が、ヨーロッパの20歳から34歳までの女性の3分の1が3人以上の子供を持ちたいと思っているという事実を無視していると主張しました。



ELFACは、EUの家族政策は3人未満の子供を持つ家庭を基本にしているため、大家族に不公平で不利な政策になっていると述べています。大家族は、社会全体の安寧にとって殆ど重要なものとは扱われていません。また、家族生活の価値は、「趣味」のレベルにまで落とされています。政策は、家で子育てをする女性たち(彼女たちは、政策的に「仕事」しているとは認められていない)に適応されるべきであるという事実は無視されて、EUは、仕事と家族生活の調和を促進するプログラムに焦点を当てています。



多くの女性がより多くの子供を持つことを止めさせるという剥奪状況は、ELFACによれば、大きな困難にもめげず多くの子供を持つことを決めた家族には少しの配慮もないことによって、明白となっています。必要な子供用品(例えばカー・シートなど)への税の免除がないこと、非常に低い子供に関する税額控除、子供が3歳に達した後の児童扶養手当減額、結婚している親(死に別れた人も含める)に刑罰を課す課税案などの間違った政策です。

ヨーロッパの理想的な家族規模に関する最近のデータでは、人口置換レベルの出生率2.1は、女性の望むことを援助すること政策を行えば達成可能です。現在、EUではどこも望ましい出生率の国はなく、6か国は1.4以下の危険な低出産率国となっています。



ELFACは、家族への意義のある社会的姿勢の変化を要求して、2人以上の子供を持つ「権利」をもてない3分の1のヨーロッパ女性に近づき、彼女たちを援助することを認めることを、政策優先事項にすれば、ヨーロッパの人口問題は他の手は借りずとも解決できると主張しています。家族政策を改善するようEUと各国政府に要求するELFACの報告書は、「その結果、3人以上の子供を欲している少数派の女性たちは自由に子供を持って、子供を教育することができます。」という言葉で締めくくられています。さらに、大家族の必要性を専門化して遂行できる5人の専門家によるEU機関を提供することを保証しています。



NPO法人(申請中)家族の絆を守る会(FAVS)

事務局長 岡本明子

FAVSブログ http://familyvalueofjapan.blog100.fc2.com/

ユネスコよ!お前もか!

と叫びたくなる情報のお知らせです。

岡本様が仰せのように、暫らくぶりの国連情報です。

日本が年間100億円も拠出しているとは存知ませんでした。

それではじっくりとお読みください。



各位

3週間ぶりの「国連情報」です。3週分、何とか年内にお送りしたいと思っています。



国内で様々な問題が噴出していて、そちらへの関心のほうが高いと思いますが、この情報も将来、何らかの役に立つものと思いますので、お読み下さい。



さて国連情報56号は、世界遺産、世界寺子屋で知られているユネスコに関する話題ですが、「ユネスコよ、お前もか」という気分です・・・。

ポイントですが・・・

ユネスコがHIV/AIDSについて議論する際のガイドラインを出版した 

→ これは言葉狩りそのものである

→ 同性愛の権利を促進しようとしている ということです。

また、ビックリしたのは、2003年にブラジルから出された同性愛者の権利に関しての提案は、「同性愛に反対する人々を裁判所が拘束できる」という所まで踏み込んでいたということです。我が国の人権擁護法案における懸念も、まさに、こういう所にあるわけですが、恐ろしい限りです。



ところで、下記は、ユネスコに関するWikipediaですが、その中から一部引用したのですが、日本がユネスコへの最大拠出国になった時もあったようです。

現在、日本は文科省からと外務省から、平成18年度予算で、約100億円を拠出しております。



http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E9%80%A3%E5%90%88%E6%95%99%E8%82%B2%E7%A7%91%E5%AD%A6%E6%96%87%E5%8C%96%E6%A9%9F%E9%96%A2

「この機関の目的に対する各国の関心は高く、加盟国は191ヶ国、準加盟国6を数える(2006年7月現在)。日本は国際連合への加盟が認められた1956年に先立って1951年に加盟した。1980年代には、放漫財政等のマネージメントの問題に加え、活動が「政治化」していることのほか、当時のムボウ事務局長が提唱した「新世界情報秩序」がジャーナリストの認可制を導入し報道の自由を制限するものだとして、アメリカ、英国などの大国が相次いで脱退し、ユネスコの存続は危機に立たされた。この間、ユネスコにとどまり分担金の約4分の1近くを担う最大の拠出国として日本がユネスコの存続に大きな役割を果たした。結局、政治的偏向や報道の自由に対する問題を解消したマヨール事務局長につづき、松浦事務局長のもと管理運営についても全般的な改革がなされ、米国・英国のユネスコ復帰が果たされた(それぞれ2003年10月、1997年7月に復帰)。」

**************

「国連で否決された同性愛者の権利にこっそりと近づいているユネスコ」


ユネスコは最近、国連での討論において伝統的価値を持つ国々を軽んじて、加盟国に、使ってはいけない言葉を伝える文書を公表しました。

国連教育科学文化機関(ユネスコ)は、最近出版した、HIV/AIDSについて議論する際のガイドラインを使って、国連加盟国が明確に拒否している新しい権利を秘密裏に促進しようとしており、また「derogatory(侮蔑的)」、「discriminatory(差別的)」アジェンダを促進しないように呼びかけています。ユネスコ文書は、特に、国連人権用語として非常に問題になり2003年の国連決議されなかった「性的嗜好」という言葉を使用しています。


「UNESCO Guidelines on Language and Content in HIV- and AIDS- Related
Materials (HIV、AIDS 関連資料における用語および内容に関するユネスコ・ガイドライン)」というタイトルの文書は、「普遍的人権を促進するために、一定の、正しい、ジェンダーセンシティブな、差別のない、文化的に適切な用語を使用するための手引を供給し」、また『problematic terminology(問題のある用語)』を国連から排除する目的を持つも
のです。『Risky sex(危険な性交渉)』「promiscuous(性関係が)乱脈である」「prostitute(売春婦)」という言葉は、ユネスコによれば差別となり、それぞれ、「unprotected sex(避妊手段をとらない性交渉」、
「having multiple partners(複数のパートナーを持つ)」、「commercial sex
worker(性労働者)」と言い換えられるべきだと述べています。



論争されている言葉「sexual orientation(性的嗜好)」に関して、ユネスコ文書は、明確には国連決議の話題にはなっていないことを認めていますが、それは、この問題についてのコンセンサスを示す証拠として、2003年の国連人権委員会(今は委員会は存在しない)に提出されて失敗に終わったブラジル決議を引用しています。この2003年決議は、非差別のカテゴリーとして確立している人種、宗教、性別というようなリストの中に「性的嗜好」を入れようとしたのです。International Lesbian and Gay Association (ILGA)といような同性愛の権
利を訴える団体からの猛烈なロビーイングにもかかわらず、その法案は、同性愛反対を唱える宗教者たちが刑務所に入れられるという裁判所判断の「性的嗜好」や同性どうしの「結婚」という特別な法的権利が付与され得ると懸念した国々からの強硬な抵抗に会ったのです。



保守派の人々は、HIV/AIDSに関する国連の決議や用語が、国連に加盟している国々の広範な文化のバランスを保とうとする折衝の結果作られたものであると指摘しています。ユネスコのガイドラインは、加盟国が文書の言葉の意味が絶えず変更されるならば同意しないと主張するため、特定のアジェンダに適合させるために現在の用語を解釈しなおすというプロセスを、巧みに回避しようとするものだと思われます。事実、ユネスコの文書は、「HIVとAIDSに関する私達共通の経験と知識が進化すると共に、これらのガイドラインは、定期的に更新されるべき文書として見なされることになる」と述べています。またこのユネスコの文書が、国連の議論の中で、結婚と家族に関する伝統的価値を奨励する国々を沈黙させることになると懸念されるのです。



ユネスコは、教育、科学、文化を通じて国際的な協力を促進することによって、平和と安全に寄与する使命を持って作られた国連の専門機関です。2002年から2003年の2年間、通常予算が合計5億4400万USドルになりました。アメリカ合衆国は、その杜撰な管理と価値観の相違によって、1984年にユネスコから手を引きましたが、2003年に復帰しました。そして現在、ユネスコへの寄付は世界で10位となっています。



NPO法人(申請中)家族の絆を守る会(FAVS)

事務局長 岡本明子

FAVSブログ http://familyvalueofjapan.blog100.fc2.com/

日本再生ネットワークが今日の産経新聞を引用して報道しています。

中国に国際政治の舞台で、またインド洋での給油活動で活躍できる場を中国に与えると根回しして、日本がインド洋で継続活動できないしたうえでの自衛艦の撤退があったのではないか。今回の訪中はその延長線上でのことではないのかとかんぐりたくなります。

杞憂であればと思いますが。


◆【正論】中国軍事専門家・平松茂雄 海自補給を中国軍が代行?

 (産経 07/12/25)

 http://sankei.jp.msn.com/world/china/071225/chn0712250248000-n1.htm


 ■インド洋でも十分の活動能力


 ≪30年以上の海上実績≫


 日本の海上自衛隊がインド洋での給油活動を停止したことに関連して、中

国海軍がこの活動を代替するのではないかとの見方がにわかに出てきた。そ

れに対し、中国海軍の洋上補給能力を過小評価する見方がある。その論議を

みていると、中国の軍事力に対する相も変わらぬ無知あるいは過小評価を感

じないわけにはいかない。



 中国海軍の洋上補給活動は近年になって始まったものではなく、30年以

上に及ぶ歴史を持っている。1980年5月、中国は南太平洋のフィジー島

近くの海域に向けて、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験を実施し

た。



 この時、大陸間弾道ミサイルを追跡・誘導する科学観測艦「遠望」号とそ

れを支援する海洋調査船、サルべージ船、洋上給油艦など6隻の艦艇からな

る観測船団が2組編成され、さらに2組の船団を護衛する6隻の「旅大」級

ミサイル駆逐艦が随伴した。



 観測船団は上海を出港してわが国の沖縄本島と宮古島の間の海域を通って

太平洋を縦断し、フィジー島近海海域でミサイル実験を追跡する実験に従事

した後、同じ海域を通って上海に帰港した。40余日の航海であったが、そ

の間2隻の洋上給油艦は60余回船団の艦艇に洋上給油したと報じられた。



 ≪日本側専門家の甘さ≫


 当時筆者がこの事実をある海上自衛隊の幹部に話して意見を求めたところ、

「中国のやっているのは、補給艦の後部から補給を受ける縦向きのやり方で、

あんなのは駄目だ。海上自衛隊では補給艦と受給艦が横に並んで行っている。

横向きの補給は高度の技術が必要で、中国海軍にはとても無理」と、言下に

切り捨てたのである。



 当時筆者は相模湾で海上自衛隊の洋上補給訓練を何回か見学したことがあ

る。大きさが違い、速度の異なる2隻の艦艇が、至近距離で同じ速度で一定

の間隔を保って、燃料、水、各種物資を補給することが簡単でないことは理

解できる。



 だが中国ができないと決め付けるのは暴言である。その時筆者は「中国を

ばかにしていると、そのうち中国もできるようになりますよ」と述べた。



 80年代に入ると、中国海軍は南シナ海、西太平洋で長期間に及ぶ大規模

な軍事演習をしばしば実施するようになり、また85年には海軍艦艇部隊が

パキスタン、バングラデシュ、スリランカを友好訪問した。こうした軍事演

習や友好訪問ができたのは、「縦向き」とはいえ、洋上補給艦が洋上で各種

物資の補給を行ったからである。



 こうした過程を経て、87年5月、東海艦隊の洋上補給艦が、西太平洋上

で、縦向き、両横向き、さらにヘリコプターによる上空からの4方向からの

補給を実施した。



 その模様は解放軍報、解放軍画報、艦船知識その他の新聞雑誌に写真入で

誇らしげに報じられた。



 90年代に入ると、洋上補給活動は本格化するが、いくつか注目する動向

を思いつくままに挙げると、97年、太平洋を横断して米国西海岸の米海軍

基地を訪問した後、メキシコ、ペルー、チリと南北米大陸の西海岸を南下し

つつ友好訪問した。2002年には、インド洋からスエズ運河、地中海を通

って西欧諸国を歴訪した後、大西洋を横断しパナマ運河を通過して世界一周

の航海をした。



 ≪現実を直視する必要≫


 また1999年から2002年にかけて4回実施された無人宇宙船の打ち

上げ、続く2003年と05年の有人宇宙船などの重要な宇宙開発事業にお

いても、4隻の「遠望」号が北太平洋、南太平洋、インド洋、大西洋に展開

して打ち上げを支援したが、これを可能にしたのも洋上補給活動である。



 さらにこの数年来パキスタン、インド、タイの海軍との海上共同捜索・救

助演習、米国サンディエゴ近海と南シナ海海域での海上共同捜索・救助演習

をはじめ、いくつかの国と共同で実施されている対テロ闘争にも、補給艦が

随伴している。



 中国の洋上補給艦あるいは洋上補給活動は、わが海上自衛隊に比べると水

準は低いかもしれないが、目的は十分達成できる水準に達しているとみられ

る。後は場を踏むだけである。



 わが国の軍事専門家たちの見方は非常に厳しい、というよりは完璧(かん

ぺき)主義であり、中国の軍事力あるいは軍事活動についての見方が厳しい。



 というよりも筆者の長年の中国軍事研究から言えば、中国の軍事努力につ

いて何も知らないのに、過小評価したり、バカにする傾向が強い。改める必

要がある。

2007.12.24

深い泉の国

国際派日本人の情報ファイル より転載

多くのお方 とりわけ失礼を承知で申し上げれば、若い人に読んでいただきたいですね。

私たちが日頃使っていた「右向け右」「右にならえ」という言葉について、ある地方都市の職員相手に話していたら、「何それ?日本語ですか、知らない」という返事が返ってきました。この人日本人?と逆に思いました。


国柄探訪:深い泉の国

伊勢雅臣
■転送歓迎■ No.1382 ■ H19.12.24 ■ 9,401 部 ■■■■■■■

----------------------------------
本号は、国際派日本人養成講座29号
(平成10年3月21日)の再掲載です。
----------------------------------

■1.古代文化と現代文明の不思議な共存■

「そう、新旧の不思議な共存、外国人が日本へきて驚くの
は、それですよ。近代技術の粋を集めた丸の内のビル街を、
古風な祭の行列がしずしずと進むのを見て、たまげてしま
う(笑)」 [1]

 滞日四十余年、上智大学名誉教授トーマス・インモース氏は
こう語る。これは西洋の文化人・知識人が日本でよく感じるこ
とらしい。 イギリスの代表的な高級週刊誌エコノミストも、
かつて、自衛隊のジェット戦闘機の前で、神官がお祓いをして
いる写真を掲載していた。欧米人から見れば、何ともユニーク
な光景として見えたに違いない。

 最近では、長野オリンピック開会式では、ベートーベン第9
の5大陸同時演奏と、信州の郷土色豊かなお祭りが披露された。
最新の現代文明と古代からの民俗文化との共存には日本人です
ら驚かされた。

 国際常識では、古代からの習俗・習慣をいまだに持つ国は、
文明的・経済的には遅れた国であり、先進国とは、そういうも
のから脱却して「近代化」の進んだ国である、と考える。日本
での古代文化と超先進文明との共存は、この国際常識を真っ向
から否定するもので、まことにユニークな国柄だ。

■2.深い泉の国■

 インモース氏は、我が国を「深い泉の国」と呼び、次のよう
な詩をものされている。

深い泉
この国の過去の泉は深い。
太鼓と笛の音に酔いしれて
太古の神秘のうちに沈み込む。
測鉛を下ろし、時の深さを、わたし自身の深さを測る。

 「太鼓や笛の音」といえば、長野オリンピックで、君が代が
雅楽として演奏された光景を思い浮かべればよいだろう。測鉛
(そくえん)とは、縄の先に鉛を結びつけた水深を測る道具で
ある。日本という泉の深さを測る、それはインモース氏の学問
そのものだが、それを通じて、「わたし自身の深さを測る」と
いわれる。西洋人であるインモース氏自身の心の奥底に潜む、
太古の心情-それは同じ人類として西洋人にも共感しうるもの
らしい-を明らかにする、という事であろう。

 日本のことについて質問された時にまったく答えられな
くて困ったという人も少なくないだろう。日本のことにつ
いて知らないために、外国文化の理解が浅いレベルにとど
まったり、見えるべきものが見えなくなる場合も多いので
はないか。[2]

 まず自分自身のアイデンティティについて知らなければ、
外国文化の事も深く共鳴できない。これは国際派日本人とな
るためのキーポイントである。

■3.祝日考■

 今日3月21日は春分の日である。我が国には14日の祝日
があるが、そのそれぞれが、歴史の過程を通じて生み出されて
きたもので、その由来を探ることは、そのままこの「深い泉」
の深さを測ることとなる。今回はいくつかの祝日を取り上げて、
その由来をたどることで、「深い泉」とはどのようなものか、
考えてみよう。

 春分の日を中日として、前後7日間を彼岸会(ひがんえ)と
称して、先祖供養を営む。皆さんの家族でもお墓参りに行かれ
る方がいるであろう。中日には昼夜が同じ長さとなり、太陽が
真東から昇って、真西に沈む。真西に沈む太陽を拝んで、念仏
を唱えると西方の彼岸、極楽浄土に行けると信じられていた。

 彼岸の法要は、平安初期から朝廷で行われ、江戸時代には庶
民の間に年中行事化したものである。我が国だけの「仏教行事」
だそうで、仏教思想と古来からの太陽信仰が習合して生まれた
ものであろう。

 「日本後記」大同元年(806)3月17日の記事に、自害
せられた早良親王(桓武天皇の皇太子であったが、延暦4年(
785)廃せられ、ついで淡路国に遷される途中に没)の為に
諸国国分寺で、旧暦2、8月(現在の3月、9月)に「別して
七日、金剛般若経を読ましむ」という記事がある。

 外国人に話をする機会があったら、9世紀の頃から続いてい
る行事だとさりげない言えば、それだけで「泉の深さ」が理解
できるはずである。

■4.祝日に見る日本人の一生■

 元日は、年の始めを祝う日であるが、中世の頃までは、大晦
日が先祖の霊、祖霊が帰って来る日であった。現代でも歳神様
とか、正月様と呼ばれる祖霊は家の守護神であり、また豊作を
もたらす穀霊でもあった。元日には、子孫の繁栄を見守る祖霊
とともに新年を迎え、御節(おせち)料理をお供えする。人間
が食べるのはそのお下がりなのである。

 数え歳では、元日に家族揃って、一緒に年齢を加えるわけだ
が、男子は15歳頃、女子は13歳頃になると、祖霊とともに、
成人となるのを祝う。ただ、旧暦の元日は新月で闇なので、望
月(満月) の15日に元服式を行った。これが「成人の日」
の起源である。現在でも全国各地で成人式が行われるのは、こ
の元服式の継承である。 (外国では、成人式に相当するもの
は、あるのだろうか? 海外在住の読者の皆さん、何かご存じ
でしたら教えて下さい。)

 5月5日は「子供の日」である。鯉のぼりを立て、菖蒲湯に
入る。 聖徳太子の時代の推古天皇19年(611)5月5日、
野山で薬草を摘む「薬猟」が行われた。香りの強い植物は邪気
を攘うと信じられ、春から夏への季節の変わり目に心身の邪気
を追い祓ったのである。「菖蒲」が「尚武」となり、武家の男
子の無事なる成長を祈った。これが町人社会にも広がって、武
家の幟(のぼり)にかわって出世魚の鯉のぼりが使われるよう
になった。

 9月15日は「敬老の日」である。これは奈良時代の初めの
養老の滝伝説に起源を持つ。美濃の国に薪を売って、老父の好
物の酒を求めていた親孝行の木こりがいた。ある時、石の苔に
足を滑らせて転倒して、偶然「酒の泉」を見つけた。これで老
父に孝養をつくしたという。

 この事をお聞きになった元正天皇は霊亀3年(717)9月
に、その地に行幸し、木こりを国守にとりたて、同年11月に
養老と改元された。敬老の日が設定されたのは、昭和26年
(当時は「年寄りの日」)であるが、9月中旬に地域のお年寄
りを招待して「敬老会」を開くというのは、かなり前から行わ
れていた。

■5.日本文化の個性■

 こうして祝日の由来をたどるだけで、日本文化のいくつかの
個性を見る事が出来る。

 ます第一に「重層性」、長い日本の歴史の過程で、いろいろ
な経験や工夫が重層的に積み重なって今日の祝日ができている
点である。 フランス革命で暦まで新しく人為的に作り出して
しまったような革命主義は、我が国の歴史には無縁であった。
皇室が文化の発信元となり、それが国民生活の中に自然に定着
したというパターンが目立つ。「時は流れない、それは積み重
なる」、ウィスキーの宣伝ではないが、この言葉は日本文化に
そのまま当てはまる。

 第二に「受容性」。インドの仏教思想や中国の儒教・道教の
思想も、自然に取り入れられている。シナのように外国のもの
は頭から野蛮だと見下すような中華思想、あるいは大戦中に一
時見られた国粋主義も、我が国の文化伝統からは遠いものであ
る。現代のクリスマスやバレンタイン・デイなども同じ受容性
のあらわれである。

 第三は「敬虔性」、神道や仏教などの素朴な宗教的心情に基
づく点である。宗教と言っても、哲学的な理論武装をしたり、
他宗教を攻撃するような「近代的」な面はなく、「祖霊を迎え
る」とか、「邪気を祓う」といったきわめて、つつましい、敬
虔なものであった。現代の我々も、お正月に初詣をするとなん
となく清々しい気持ちになるとか、お墓参りをすると、先祖が
「草場の陰で」見ていてくれるような気がするのも、同じ敬虔
な心情であろう。

 重層性、受容性、敬虔性、この3つが、我が国の文化的個性
を表すキーワードと言えよう。  これらは日本文化の個性を
表すものであって、それが他国より優れているとか、劣ってい
るなどと考える必要はまったくない。ただ自分自身の個性をよ
く理解し、発揮する、そうする事によって、他の文化の優れた
個性をも、理解し、共感することができるのである。

「この国の過去の泉は深い」。その深い所では、他民族、他文
化とも共感しうる、人類共通の心情にふれる事ができる。イン
モース氏の詩は、それを言っている。

[参考]
[1] 深い泉の国「日本」-異文化との出会い、
   トーマス・インモース、春秋社、昭和60年
[2] "日本研究"の新しいあり方、源了圓、産経新聞、平成10.01.08
[3] 「深い泉の国」の文化学、山内健生、展転社、平成10年
 本号の内容、および、[1]、[2]の引用は、[3]に基づいている



祝祭日と休日の違いを考えなければなりませんね。前者は文
化、後者は経済の次元です。

2007.12.21


遅れじと大分県では「行き過ぎ」性教育。


性教育:渕県議「行き過ぎ」 広瀬知事「びっくり」--県議会一般質問 /大分
 
14日の県議会一般質問で、渕健児議員(自民)が「学校で行き過ぎた性教育が行われている」として、県側の見解をただした。


 渕議員は、性器を図解して「鏡に映して見てみよう」と推奨しているもの▽売り場や値段も記した避妊具紹介--など、主に高校生対象に学校現場で作られたプリントを準備。「性教育は性交を奨励する教育なのか」と疑問を呈した。渕議員によると、小学校でも、児童に鏡を持たせて自分の性器を見てもよいと指導する例もあるといい、保護者から「医学的知識と言うが、不快で卑わいな話を強要しているだけではないか」と疑問の声が上がっているという。


 広瀬勝貞知事は「大変異様な光景でびっくり。教育には学校、家庭、地域の交わりが必要なのに、これでは理解が得られない」。小矢文則教育長が「学習指導要領の順守を、市町村教委を通じて指導する」と答弁した。渕議員は「直接現場に足を運んで、指導してほしい」と要望した。


 議会を傍聴した糸永敏明・県教組教育文化部長は「性へのハードルが低く、誤った情報がはんらんする中、正しい知識を教える性教育自体が否定されてはならない。保護者の理解を得つつ、発達段階に応じた正しいものを」と話した。【梅山崇】


毎日新聞 2007年12月15日

http://mainichi.jp/area/oita/news/20071215ddlk44100578000c.html

南京入城・旧陸軍兵の証言 「城内は平穏だった」

産経ニュースより 以下をご紹介します

http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/071217/acd0712170826004-n2.htm

2007.12.17 08:25
 ■城内は平穏だった 滞在1カ月半、銃声聞かず


 旧日本軍が中国・南京を陥落させて、中支那方面軍司令官の入城式が行われた昭和12(1937)年12月17日から、70年がたつ。事実と虚構が入り乱れ「南京事件」の呼び名も定まらないなか、事実を語り継ぐことができる軍人や報道関係者の数は次第に少なくなりつつある。三重県伊勢市に住む旧日本陸軍兵、稲垣清さん(97)は、平穏だった城内の様子を証言、いわゆる“大虐殺”とは大きな開きがあると話した。(牛田久美)
 

 稲垣さんは昭和12年夏、27歳で獣医官として召集。上海派遣軍第16師団(京都)で食料輸送を担当する輜重(しちょう)兵第16連隊に配属され、南京には12月16日から翌年1月30日まで滞在したという。


 自ら食料を運んだ体験から「食料は十分でしたから、農家から略奪、暴行という記述を戦後みるたび違和感を覚えました」と話す。稲垣さんは行軍を8ミリフィルムなどで撮影している。「蒋介石の妻の名を冠した建物『美齢宮』が、日本軍の標的とならないよう黒塗りされたという南京国際委員長、ラーベの日記が知られていますが、のどかな風景に白い建物が写っています」。高い城壁に囲まれた南京に入ったときは「焼けた家もあるにはあったが、みじめな状態ではなかった。城内では、市民はみんな難民区(安全区)へ入っていて、入城式でも市民の姿は見かけませんでした」。

 
 多数の犠牲者を出したとされる“掃討作戦”も稲垣さんは「当時、全く知りませんでした」と語る。当時、馬の伝染病が流行していて検疫や予防接種に奔走した。滞在した1カ月半、銃声は一度も聞かなかった。
入城後、10日もしないうちに中国人は安全区から出るようになり、城内に市も立った。その映像もある。「商魂たくましいというか、われわれを撮影しては、それを記念写真として売ろうとする中国人もいました」。このころの写真や合成写真が後に「残虐行為を働く日本兵」として広まっていく。


 次期アカデミー賞の有力作品に挙げられている米映画『南京』への出演依頼もあったという。「私の体験と、映画の方向性があまりにも異なるので断りました」という稲垣さんは、反日史観に基づく映画について「全くのウソです。虐殺のぎの字も、事件のじの字も、従軍した私たちは聞いたことがなかった」と残念そうに語る。


 虐殺30万人、婦女暴行8万人…などという極端な数字が定着しつつあることについても「死体をどうやって運搬したのか非常に疑問です。当時、トラックは貴重でした。中国軍が荷車で何十万という死体を運んだなど、考えにくいことです」。
 
虚構が独り歩きした背景については「南京郊外の紫金山での戦闘では日本兵949人が戦死した。中国側も多くが戦死したことでしょう。そうした城外の戦闘が誇張されているのでは。多数の死体を見たと証言する日本人は城外の陸軍戦車隊や揚子江の海軍兵です」と語る。
 

 証言と通説に大きな開きがある南京攻略戦。実際に南京にいた人々の証言を聞く機会がなくなったとき、史実はどう伝えられるのだろう。貴重な肉声に冷静に耳を傾けたい

「(仮称)藤沢市自治基本条例」
      条例の考え方素案  に対する意見

先ほど藤沢市へ以下のパブコメを送信しました。
皆様へもお知らせいたします。


本年11月に公表された「市民意見公募用資料」に基づき、概略的意見を申し上げます。

「委員会での主な意見」
  この意見をもとに 前文が作成されるのでしょうが、かなり多くの意見に、イデオロギー色が鮮明な意見があります。前文作成に当たり細心の注意を払わないと議会とかけ離れたところで、大変な条例案が作成されることになります。

その箇所は
   「市民が進める恒久平和、核兵器廃絶平和都市宣言」
    憲法9条守る運動や各地で展開されている無防備都市条例を肯定する運動へ導く可能性が大いにあります。
 
「基本的人権」
    ことさら強調すると、新しい権利の創造に発展する可能性があります。
 
「差別」
    この言葉も抽象的で、差別という概念の正確な意味の定義が必要です。
    また、差別と区別の判別がもんだいです。更に差別と誰が認定するのですか。

1目的
 <検討素案>
    市民、議会、行政の役割については、自治法を逸脱するような規定はしないこと。
 
<委員会での主な意見>
    教育については、改正された基本法や学習指導要領から逸脱するようなことにならないようにすること。

3定義
 <検討素案>
 <委員会での主な意見> とも
    住民以外に市民という規定を設ける必要はありません。
    市民という人が、住民税の負担をするのでしょうか。税の負担をしない日本人(あえて日本人としたのは外国人を対象としていません)に税の負担を伴うことの関与するのは如何なものでしょうか。

15 住民投票制度、請求
 <検討素案>
 <委員会での主な意見> とも
   住民投票権を18才以上の者としているが、投票内容により国内で年齢制限が違うのは如何なものでしょうか。統一するのがベストです。
    
また、投票権を外国籍でも永住者は認めるとありますが、永住権を所持しない永住者とは、如何なる人でしょうか。年限の設定はどうなるのでしょうか。

20 市議会の責務
 <委員会での主な意見>
   市議会に定年制を導入することについて
    選挙民から投票という行為により選択された人ですから、その上年齢制限は必要ないでしょう。憲法に規定されている被選挙権の制約にならないのでしょうか。

29 法令の自主解釈
 <検討素案>
 <委員会での主な意見> とも
自治体に法令の解釈権を認めることは、国家崩壊への一里塚であります。日本国は自治体単位で分解することにつながります。
    解釈権を自治体に認めることを要求してはなりません

以上概略的な意見を述べました。
ご検討をお願い申し上げます。

世界日報に中條さんの記事があった。
幼少のころの記憶を取り戻した。
正にこの通りである。
日本から日本が消えつつある。


叱ることを忘れた日本人 (世界日報 07/12/19)

「恥の文化」をどう守る/躾に必要な「叱り」の仕組み

(社)日本国際青年文化協会会長 中條 高徳


■叱られる情景も懐かしい戦前


 わが国の家庭でも、学校でも、職場でも生活するあらゆる場で「叱る」こ

とが下手になり、叱ることを忘れてしまった感がある。

  叱られて 叱られて

  あの子は 街までお使いに

  この子は坊やを ねんねしな

  夕べさみしい 村はずれ

  こんと狐が なきやせぬか


 戦前の懐かしい童謡である。街にお使いに出るのも、子守りをするのも子

供の役割であった。戦前の生活の場では、うるさい母親が大方(おおかた)

の叱り手であり、平生(へいぜい)は余り文句は言わないが恐い(こわ)父

親がうしろに控えていた。



 母親に叱られても、その言いつけを守らない時は「お父さんに言いつける

わよ」が何処の家の母親も使っていた常套語(じょうとうご)であった。



 外で遊ぶことの多かった戦前の子供たちが間違いをおかしたり、弱い子供

をいじめたりすると、必ずと言っていい程、何処にも恐いおじさんがいた。

あたり構わず「この野郎、こんな事をすると承知せんぞ」と大きな罵声が飛

んできたものだ。あの村に行っても、かの町に行っても、国民の暮らす場が

繋(つな)がっているように見えた。



 叱る母親たちの表現が、隣の家でも、裏の家でも似通っていた。「そんな

事をしたら先祖さまに申し訳ない」「そんな事をしたら子孫に恥を残す」

「隣の人に笑われる」「神様に罰があたる」「お天道(てんとう)さまが見

ている」などなど。そして何処の家でも、三代ぐらい一緒に住んでいた。つ

まり、おじいさん、おばあさんが一緒に住んでおり、ひどく叱られた時の大

方のなだめ役は祖父母であった。



 家庭では、その家族全員が一緒に食事をしていた。神さまや仏さまに「頂

きます」と手を合わせ祈ってから食事を始めるのを常とした。「箸の持ち方

が悪い」「迷い箸はいけない」「お米はお百姓さんの八十八回手を掛けた大

切なもの、一粒でも残したら目がつぶれる」とかその都度(つど)うるさく

叱られたものだ。



■先祖と隣人がよく見えた生活


 筆者の子供の頃は、わが家は箱膳(はこぜん)(食器一切が箱に収まり、

その蓋(ふた)が膳となる)であり、父親が箸をつけない限り、食事が出来

ない程うるさかった。



 でも子供心にも家族の絆の強さが感じられた。鎮守のお社(やしろ)のお

祭の日は、総出で境内の清掃や、のぼりを立てたり、まん幕を張り巡らした

りしていた。元を正せば、その社殿も、神輿(みこし)も、のぼりも悉く

「氏子」と呼んでいた住民の寄附によるものだった。「奉賀帳」なるものが

廻ってきた。誰が定めるのでもなく、「阿吽(あうん)」の呼吸の如く豊か

さの順に名が並んだ。尻の方にいる貧しい人も頑張れば名前が上の方にいけ

る機会の均等のあったことは見事だった。こうした事をひとつでも怠ると

「村八分」という「社会の叱り」即ち制裁があった。その事実を見たことは

ないが無言の叱りの言い伝えであった。



 この様に見てくると、戦前のわが国の生活の場は、はっきり見える縦糸、

横糸で織りなされた生活の場であったことに気づく。つまり先祖がよく見え、

隣人が常に横にも裏にもあるという生活であった。つまり悪い事をしたり、

先祖をけがすような事をしたら隣人に笑われるという恥の文化であった。



 近隣に恥をかかないよう躾ることが「叱る」という行動につながり、人と

してしてはならない事を絶対させないのが「叱る」原点であった。会津若松

藩で子供たちに説いた「ならぬことは絶対ならぬ」の心なのだ。母親に嘘を

ついたり、ごまかそうとした時には中條家の「土蔵の米櫃(こめびつ)の制

裁」が待っていた。暗い土蔵の隅に畳一枚ほどの大きな米櫃があった。子供

にとって恐ろしいまでの「叱り」の仕組みであった。



 更にしたくはないが、人間として、しなければならない事をさせるという

裏打ちをして躾は完成するが、それをしなかった時こそが強い「叱り」の行

為となっていたのだ。



 斯くして世界に類(たぐい)ないうるわしい日本が誕生していた。ややも

すれば人の道を踏みはずさんとする時、為すべきことから逃げようとする時、

強く叱ってきたからこそ、類い稀れな信義に厚い礼儀を重んずる日本民族が

誕生したのだ。



 ところが六十二年前、この国は大きな戦争をして、そして敗れた。勝者に

よる占領支配が七年近くも続いた。戦争の常として、勝者こそが正義の全て

であるかの如く行動し、歴史すら悉く勝者の手で綴られる。



■戦前の良い点は教育に活かせ


 負けたことによる自信の喪失と占領政策が相重なって、日本人の多くが、

戦前のこの国の有り様(よう)が全く悪かったと捉えている。「叱る」こと

すらが戦前の悪い習慣と捉えているのがその最たるものであろう。



 戦前の日本の全てが良かったと主張しているのではない。悪かったことは

潔(いさぎよ)く訣別し、良かった点に一日も早く気づかねばならない。親

が子供を叱れず、教師が友達感覚が是なりとし、部下を叱れない上司の氾濫

など、目に余(あま)るものがある。国技である相撲の世界に迄、弟子を叱

れない親方が続出している。スポーツの世界でも鬼の監督と呼ばれたバレー

の大松監督や松平監督のような強い愛情に裏打ちされた強い叱りの出来る人

が少なくなったようだ。



 学校にも熱血先生がいる。生徒を厳しく叱ったら、叱られることのない子

供は母親に泣いて告げる。血相を変えた母親はその先生に文句をいう。斯く

して先生のやる気は萎(な)える。



 実際にあったPTAの話である。占領軍の置き土産の一つであるこのよう

な情けないPTAは即刻解散すべきであろう。



 石原慎太郎知事もエッセーの中で「叱るべき相手に好感を持たれようと思

う心は、実はその人間の弱さ、卑しさを露呈したものでしかない」と論じた

が、まさに至言である。

2007.12.18

ブログの変更

これまでのブログは、biglobeを使用していましたが、このたびFC2へ変更しました。

これまで以上にご愛顧いただけますようお願い申し上げます。

これまでのブログの内容は順次こちらへ移動させてゆきます。

Copyright ©老兵の独り言. Powered by FC2 Blog. Template by eriraha.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。