老兵の独り言

八尾市をはじめとする全国での左翼情報チェックと真正保守の陣営拡大を願っています。 国連をはじめとする人権条約を基礎とする国内法の点検と法破棄運動も行っています。

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義務教育に歴史科目が無い不思議 


常々不思議に思っているのは、義務教育で何故「歴史」という授業がないのか
ということです。他の国々では、義務教育期間であっても必ず「歴史」という
単独の授業があります。


日本は、「歴史」を「社会」という授業の中で教えることになっていますが、
そもそも「社会」と「歴史」は全く別物です。同じ枠に捉えること自体おかし
な話ですが、なのに日本では、誰もその矛盾を指摘しません。


また、高校になって初めて、「日本史」「世界史」と、歴史が単独での授業と
なっていますが、「世界史」は必修でも「日本史」は必修科目にはなっていま
せん。


私もそうですが、義務教育の期間、それに疑問もなく全く不思議とは思っても
いませんでした。高校に入ってから詳しく勉強するからといわれ、そうですか
と納得していました。


でもよく考えると、義務教育の間にちゃんと自国の歴史を教えておかなければ
ならないのではないでしょうか。自分の国の成り立ち、辿ってきた道を知らず
しては、社会のありかたについても理解できないのではないかと思います。


単純に比較はできませんが、あの歴史の浅いアメリカであっても、小学校から
「歴史」授業があり、他の教科より分厚い教科書で授業を行っています。


それが日本では「社会」科の中に組み込まれ、一部しか教えられていません。
これほど自国の歴史を軽んずる国民は、他にいないのではないでしょうか。


日本自身が、国民にまるで歴史など知らなくて良いと言わんばかりの態度と思
えます。これでは他国から「歴史を鏡に」云々と言われても、反省も反論もで
きるはずがありません。 自国の歴史を他国から知らされ、それを鵜呑みにし
てしまう。これでは公的精神も生まれませんし、国際貢献というものも理解で
きなくなってしまうと危惧します。


何故このようなことが起こってしまったのか、それを辿る、やはり昭和20年
8月15日がターニングポイントになっているのではないかと思います。占領
軍であるアメリカは、矢継ぎ早に改革を断行します。


その第一弾が、昭和20年12月15日に出された「神道指令」です。これを
よく見ると、現在の憲法の「政教分離」の原点が見えます。


内容を簡単にいうと:

1.公的機関の人間は、神社に公的資格で係ってはならない。
2.公的機関は、神社に対していかなる援助も行ってはならない。

3.神道の教義、布教などのいかなる行為の禁止。
4.公の教育機関での、神道を教えること、研究することを禁止する。

5.大東亜戦争、八紘一宇などの、神道に係る言葉は使用禁止とする。
6.天皇に係る、家系、血統など主義・主張は禁止とする。

7.神話に関する教育は禁止とする。


占領軍(GHQ)は、何故このような指令を出したのでしょうか?


それは、日本が戦争を起こしたその原因は国家神道にあり、これが元で侵略戦
争に向かっていったとの認識があり、神道を否定することが新しい日本(所謂
アメリカに刃向うことのない日本)、国民ではなく市民を作ることだと考えて
いたからに他なりません。


何故かというと、欧米には「国力の源には必ず宗教がある」という認識があり
ます。日本の国力というのは「神道」に基づいているから、まずこれを否定す
るということになったのです。靖国神社など目の仇にされて当然でしょう。


以前にも申しました通り、「神道」というのは日本の文化・風習を表している
ものともいえるわけで、神道を破壊するということは、それまでの日本の歴史
を否定しているということに繋がります。


ですから、義務教育の中から「歴史」教育が排除され、「社会科」の中で「市
民」を作る教育になったと推察されます。左翼が、国民とはいわず「市民」と
いうのは、テイよくアメリカの思惑に乗せられたよい例といえましょう。


この神道指令がベースになって、日本国憲法の「政教分離」が唱えられます。
しかし、これはあくまで神道が対象であって、その他の宗教(特にキリスト教)
には誰も何も言いません。例えばある国会議員が「私はクリスチャンで、毎週
日曜日に教会へ行きます」と言ったところで、誰もクレームしません。


政教分離をいうのであれば、公の場でそんなことを言ってはならない筈です。
それとも、キリスト教は平和の宗教であって、神道は邪悪な宗教なのでしょう
か? 歴史上、一番多く戦争や争いに係っている宗教はキリスト教に他なりま
せん。欺瞞や詭弁はいい加減にしてもらいたいものです。


そして、昭和21年元旦に、いわゆる「天皇の人間宣言」が出されます。


この「人間宣言」という言葉も、戦後左翼が作った言葉であって、国立公文書
館では「新日本建設に関する詔書」となっています。(但し、国会図書館など
には「人間宣言」として所蔵されている)


この文章の中において、天皇の神格化の否定は一部であって本筋ではなく、本
来は、明治天皇が示した「五箇条のご誓文」に則って民主的な国づくりを進め
ていこうとするものでした。


結果的には、神格化の否定だけが大きく捉えられ、今でいう「人間宣言」とい
う言葉が一般的になってしまいました。高校の教科書においても「人間宣言」
という言葉はあっても「新日本建設に関する詔書」とは一切記述されていませ
ん。


確かに神道の本家本元を究極的にいうと「天皇」ですが、GHQは天皇という
存在は認めても、その意義・歴史は徹底的に否定する方針を進めたわけです。
暫くしてできた教育基本法においても、この認識が強く影響され、日本から、
本来の「歴史」教育が消えていったのだと思います。


私は、戦前の歴史教育が正しいとは言いません。また、戦前を全面的に肯定す
るものでもありませんが、真正面に歴史と向き合うことを日本人は避けている
のではないでしょうか。


不定期になるでしょうが、私なりに向き合っていきたいと思います。

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改めて納得するニュースでした。ご紹介します。


国際派日本人の情報ファイル■

タイ紙が「日本の教育に学べ」

伊勢雅臣
■転送歓迎■ No.1391 ■ H20.01.21 ■ 9,473 部 ■■■■■■■


 2006年3月28日付のタイ英字紙「バンコク・ポスト」が、
「世界の産業勢力の一つとなった日本から教育改革を学べ」と
する特集記事を掲載した。その視点が興味深い。[1]

 タイはバンコクの中心街こそ、高層ビルの間を縫う高速道路
をピカピカの車が走っていて、いかにも「東洋のデトロイト」
という印象を受けるが、地方に行くと、貧困家庭が多く、都市
部との教育格差も大きい。これはタイばかりではなく、世界の
ほとんどの中進国、後進国での共通の社会問題だろう。

 貧しいから進学できず、学歴がないから豊かになれない、と
いう悪循環からいかに脱するか。「バンコク・ポスト」紙は、
日本が貧困層や僻地(へきち)に対しても都市部同様に教育を
充実させたことが、タイにとって大いに学ぶべき点になるとし
ている。

 近代日本の「学制」は明治5年8月に公布され、全国に大学
校8、中学校256、小学校5万3760を設置しようという
壮大な計画であった。「それらが基本的に身分・階層の別なく
すべての国民に開放された単一の体系を採ったことは、当時米
国を除けば国際的にもほとんど例を見ない画期的な特徴であっ
た」[2]

 さらに驚くべきことは、施行2年後の明治8年には、現在と
ほぼ同数の2万4千校以上の小学校が設立された事である。当
初の計画の半分以下とはいえ、わずか2年間で全国津々浦々に
これだけの小学校を作り上げた明治の先人たちの教育への信念
と熱意には驚くべきものである。

 こうして都会と田舎とを問わず、貧富の差を問わず、全国民
に平等に基礎教育を行ったことが、明治日本の躍進につながっ
たのである。ひたひたと迫り来る西洋列強に対抗するには、一
日も早い「富国強兵」が必要だったが、明治の先人たちは急が
ば回れと、長期的な人材育成に取り組んだのである。

 世界の多くの国々が21世紀の現在においても、教育格差の
問題に苦しんでいることを考えれば、130年前の我が先人の
先見性には頭が下がるばかりである。

 現在の我々が、その先人の遺産の上にあぐらをかき、「ゆと
り教育」の美名のもとに、公立校で学力崩壊・学級崩壊を招き、
私立校との「教育格差」まで生み出してしまった事は、先人に
対して申し開きようのない愚行であった、と言わざるを得ない。

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