老兵の独り言

八尾市をはじめとする全国での左翼情報チェックと真正保守の陣営拡大を願っています。 国連をはじめとする人権条約を基礎とする国内法の点検と法破棄運動も行っています。

CalendArchive

日本の時間

転職サイト『しごとナビ』
キャラクター【ナビちゃん】

プロフィール

Author:老兵
FC2ブログへようこそ!

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

おすすめ書籍

おすすめ書籍

おすすめ書籍

おすすめ書籍

おすすめ書籍

お勧め書籍

おすすめ書籍

おすすめ書籍

おすすめ書籍

おすすめ書籍

おすすめ書籍

おすすめ書籍

おすすめ書籍

おすすめ書籍

おすすめ書籍

おすすめ書籍

おすすめ書籍

フリーエリア

フリーエリア

FC2カウンター

オンラインカウンター

現在の閲覧者数:

FC2カウンター

四月二十六日に長野で行われた聖火リレーの現場では、台湾人たちも日本人の抗議活動に加わっていた。その一人が台北から来た三十代の女性、黄敏慧さんで、現地では日本人と中国人の民族性をはっきりと見て取ったと言う。以下はその手記の日本語訳である。


台湾人に感謝します。
多謝!多謝!
--------------------------------------------------------------------------------
台湾人が長野で見た日本人の民族性

                        台北 黄敏慧

■充満していた無私の正義感

世界各国の人権運動家たちがチベットのために立ち上がり、声援の声を上げたことに感動しました。世界にはやはり正義があるのだとも痛感しました。

またチベット人は勇敢な抗暴と犠牲を恐れない精神で世界の尊敬と同情を勝ち取ったともいえるでしょう。それに比べて私たち台湾人は、最近の総統選挙で対中国融和の政策路線を選択してしまいました。民主国家が極権国家に接近するなど完全に自由人権の価値観に背くもので、恥にも思うし、怒りも覚えます。世界のチベットへの声援を聞くにつけ、今のような台湾に世界は支援の手を差し伸べてくれるのかと心配です。

4月中旬から下旬まで日本旅行をしていた私は、台湾研究フォーラムの永山英樹氏が「4月26日は長野へ聖火リレーに抗議に行こう」と呼びかけているのに接しました。私は当初それに応じることに少し躊躇しました。なぜかと言うと、観光と言う入国目的に反してしまうからです。しかしこれはとても得がたい機会です。チベットに声援を送るという重要な場面に、私たち台湾人は欠席できないと思うに至りました。

それで初めて日本人のデモに参加しました。そしてそこで日本人の民族的特性を認識しました。

私が参加したのは、長野駅前と若里公園での抗議デモでした(それから駅前から公園までの間でのデモ行進にも)。現地では大勢の若者が参加していました。男性も女性もいました。みんなチベット旗を持っていましたが、その数は日本旗よりも多いでした。そこで私が感じたのは、日本人は内心からチベット人を支持しているということでした。そこには無私の正義感が充満していました。

■レベル低い恥知らずの中国人留学生

それに対して中国の留学生たちは、超大の赤星旗をたくさん翻し、いったいここは誰のための場所かと聞きたくなるほどでした。聖火リレーは中国の国家行事だと考えているようでした。至るところで旗を振って武威を示すなど恥知らずもいいところです!

日本人は拡声器で中国留学生に「あなたたちは自由国家の日本に留学に来ているのだから、中国にいるときよりもたくさんの情報に接している。あなたたちの政府がチベット人を残虐に殺している事実を知らないのか。良心を裏切って自国を支持するのは正しいだろうか」

日本人は抗議の声を上げるだけでなく、中国留学生への良知の覚醒も行っていたのです。しかしこれに対して中国留学生は「だったら何なのだ」という感じでした。批判など一切気に留めない様子で、ただ大声で「中国加油」(中国がんばれ)と叫ぶだけでした。まったく反省もしていないし、羞恥心も見られませんでした。海外に出る留学生がみなこのレベルなら、所謂「21世紀は中国の世紀」など本当に笑い話です。

■台湾人と中国人を区別できないテレビ局

世界を駆け巡った聖火リレーで、中国留学生のレベルの低さと、徹底的に洗脳されていることがよくわかりました。彼らはあらゆる方法を使って自由の国への留学を果たしますが、何年住んでも民主、自由、人権などの観念を学ぶことができません。多くは中国を離れたら、二度と帰りたくないと思っているくせに、今回のように他人の国土で愛国表現を行うなど、このような愛国方式は本当に安っぽいものです。それに愛国心の上には是非善悪を測ることもできないのです。長野で誰も羞恥心を抱かないようなら、中国はいつまでも変わらないことでしょう。

「支那人、日本から出ていけ!」
「アジアから出ていけ!」
「地球から出ていけ!」

台湾でも台湾独立派のデモでこう叫びますが、日本でも聞けるとは意外でした。地球上にどうしてここまで嫌われる民族があるのでしょうか。

大雨の中、聖火が若里公園に入るかどうかの時点で、現地は日本人と中国人の叫び声でとても混乱していました。その時突然、テレビ局の女性記者が私にインタビューしてきました。とてもいいチャンスだったので、「私は台湾人です。チベットの声援のため、台湾人も参加すべきだと思って来たんです!北京にはオリンピックの開催資格はありません。反対です!」と話しました。すると記者はとてもびっくりした様子で、「え〜反対ですか?どうして?」といいました。私は少し怒りながら「もちろん!台湾は中国じゃないですから!」。

日本のメディアは台湾人と中国人が違うことを知らないのでしょうか。本当に心外です!

■激情の中でも理性を失わない日本人

日本人は本当に怒っていました。その時感じたのは、日本人は「態度が堅強」「激情の中でも理性を失わない」「明らかな理を用いて理を語る」、そして「団結心が強い」というものでした。ものすごい数の中国人に、少数の日本人が勇敢に立ち向かい、中国人を圧倒する姿は、普段静かでおとなしい日本人とは全然違いました。

このような民族が一旦行動を決定したら、その時はきっと驚くべき爆発力を持つことでしょう。昔、欧米列強が日本を抑えつけようとした理由が良くわかりました。戦争で中国が日本に歯が立たなかったこともよく理解できました。

私は長野へ行く前の日、友人に誘われて靖国神社の遊就館で映画「南京の真実」を鑑賞し、日本の歴史の真実に理解を深めたばかりでしたが、翌日は長野で更に一歩理解を深めた気がしました。

■失望した日本の警察官の態度

憂えるべき現象も何度も見ました。日本の警察は執行力が弱いのです。特に中国留学生への挑発と暴力にはとても寛容でした。私は何度も見ましたが、彼らがこちらに近距離の挑発を公然と行っているのに、警察はソフトになだめるだけでした。また何人かは顔つきが明らかに学生ではなく、どう見てもマフィアのメンバーでしたが、なぜ警察はあれほど大規模な動員を行いながら、職務質問や逮捕をしなかったのでしょうか。

現地で知り合ったある日本人女性は、中国人に取り囲まれて蹴っ飛ばされましたが、警察は彼女を救出はしましたが、目の前にいる中国人には何もしなかったそうです。

若里公園では、警察は日本人と中国人を数十メートル引き離しました。日本人側から見ると、向こうに立ち並ぶ赤旗はまさしく一本の血の河のように見えました。その時、何人もの中国留学生が封鎖線を乗り越えて、こちらに旗を振って挑発行為を行ったのに、警察はそれを追いかけるのが精一杯のようでした。その時は私も我慢できず、日本人と一緒になって「逮捕しろ!逮捕しろ!」と叫びました。

台湾の老世代はよく私たちに日本時代の話をしますが、最も口にするのが当時の警察の公正さ、勇敢さ、そして厳格さです。もし彼らがあの日の警察の態度を見たら、どれだけ失望することでしょうか…。

最近、日本政府の命令で、警察は何もできなかったという話を聞きました。そして日本政府はすでに中国の言いなりになっていることを実感しました。

逮捕された台湾籍のチベット人、タシィ氏への日本人の声援には感謝します。私はこのことは帰国後に報道で知りましたが、とても辛かったです。彼が「フリー・チベット!」と泣き叫ぶ画像を見ていると、その深い苦痛の内心がわかります。憂国愛国の有志であれば、心を動かされない人はいないでしょう。中国人は一人も逮捕しなかったのに、なぜ彼はいつまでも釈放されないのでしょうか。とても心配です。

■日本人の力強さを伝えたい

リレーが終わっても、大勢の日本人が至るところで「フリー・チベット!」と叫んで歩いていました。日本人は心からチベットを応援していることがわかり、本当に感動しました。昔の日本軍の「八紘一宇」の精神を、私は長野の抗議の中で見ました!

東京へ戻るため長野駅へ向かいましたが、沿道にはまだ解散したがらない中国留学生たちを見ました。そして同時に「活動は終わったので、早く帰りなさい」と呼びかける日本人たちも見ました。この日、現地にいた国境なき記者団のメナール事務局長が「日本の民主は成熟している」といいましたが、私もそれに賛成します。

余談ですが、メナール氏とは長野から同じ新幹線に乗っていて、東京駅で偶然出会い、記念撮影をお願いしました。正義のために戦う男はやはり格好よかったです!

今回私は日本人の力強さを目撃しました。私はこのことを台湾の人たちに伝えたいと思います。台湾人は日本人の中国への弱腰に失望してきましたが、これを聞けば喜ぶと思います。とくに台湾独立派はそうなのです。そして私たちも立ち上がり、日本人とともに戦えることを希望します。

今思うと、台湾が聖火リレーの通過を拒絶したのは残念なことでした。

中国が台湾を中国の国内ルートと位置づけようとしたり、台湾の国旗を掲げたり、国歌を歌うことを禁止させようとしたので、台湾政府はリレーを拒否したのでしたが、私のようにチベットを応援する台湾人は少なくありません。また少なくとも500万人以上の民進党支持者を含め、中国を唾棄し、自由と民主の価値観を守る人々がいるので、リレーには激しい抗議が行われ、台湾人の意志を世界に見せることができたと思います。

【追記】 タシィ氏救援の寄付金は、

口座名: チベット問題を考える会
口座番号:みずほ銀行立川支店(店番号546)
普通口座 1309501

日本人の真心に感謝と敬意を表明します。

連続して林論文を転載します。

北京五輪は台湾侵略の前夜祭だ
(2008、2 28掲載)

北京五輪を成功させてはいけない。
そのナショナリズムの高揚は侵略の原動力になるのだから。



激論ムック 「誰も報じない中国の真実」より転載

(西村幸祐責任編集)

http://nishimura-voice.seesaa.net/

     「台湾の声」編集長林建良(りんけんりょう)

 五輪開催地選考中、中国政府が茶色の土に緑色のペンキを吹っかけて緑の芝生
に見せかける「緑化作戦」で五輪委員会を騙した。この欺瞞的な手口は、公平公
正という五輪精神とは逆行するものだった。その中国は北京五輪の開催時間を8
月8日8時8分に決めている。なぜなら、「8」は「発」の発音に近いからであ
る。「発」とは「発財」の略で、「儲かる」の意味。つまり、開幕早々から五輪
を金儲けの道具に利用しようと臆面もなくいっているようなものだ。これはまさ
に中国人的なえげつなさである。

●北京五輪はベルリン五輪の二の舞いになる

 しかし、我が台湾にとって、不正や拝金主義以上に深刻なものがある。それは
北京五輪が台湾侵略の序章になることだ。1936年に開催されたベルリン五輪
は、結果としてヒトラーの国威宣揚の道具となった。ベルリン五輪の成功がヒト
ラーに自信を与え、領土拡張に奔り、欧州大戦を引き起こしたことを我々は忘れ
るべきではない。侵略戦争の発動はナチス政権の崩壊にも繋がったが、全世界が
負わされたコストも大きかった。

 今の東アジアにおける情勢からみれば、野望に満ちた中国は当時のナチスドイツ
に極めて類似している。ナチスによって作られたベルリン五輪の記録映画「美の
祭典」でも明らかなように、五輪の成功はドイツ人のナショナリズムを際限なく
高揚させ、それがヒトラーの侵略戦争のゴーサインとなったのだ。

 東京五輪の成功は、日本を敗戦の屈辱から脱却させ、自信に満ちた経済大国へ
と転身させた。だから多くの日本人はそれと同じようなことを中国に期待してい
るが、その中国は開戦前夜のナチス帝国と同じことをやろうとしているのだ。普
通の国にとっては「平和の祭典」でも、中国にとっては、台湾を始めとする周辺
国への侵略のゴーサインとなるのだ。

●「台湾チーム」と呼べない台湾の代表チーム

 中国にとって北京五輪は世界各国に「台湾は中国の一部である」ことを宣伝す
る格好の場となる。台湾は今までも中国の圧力によって、五輪などの国際競技の
場でのチーム名は「タイワン」(Taiwan)ではなく、「チャイニーズ タイペイ」(ChineseTaipei)を強制されている。それを直訳すれば、「中国の台北」や
「中国人の台北」になる。台湾人も国民党統治時代からの慣習で自国のチームを
「中華隊」と呼んでいる。台湾人意識の強い台湾最大紙である「自由時報」でさ
えも、未だに「中華隊」と書いている有り様だ。数年前に日本で開催した野球の
試合で、台湾チームと中国チームと対戦した。その時の記事はなんと、「中国隊」
対「中華隊」と書かれていた。

 英語に訳せば、「China Team」vs「Chinese Team」である。これは一体誰と誰の
対戦なのか、そして台湾チームはどこにいるのかがさっぱり分からない。そこで
北京五輪で台湾人が、「中華隊!加油!」(チャイニーズ チーム! 頑張れ!
)を連呼したら、世界に「台湾はやはり中国の一部だ」と印象づけることになり
、自分の首を絞めることになるのだ。そして、万が一、台湾チームと日本チーム
と対戦することになれば、日本憎しの中国人はこぞって「台湾同胞」を応援する
に違いない。その時現出するであろう「大中華」対「小日本」の構図を想像する
だけでもぞっとする。

 そしてこの「民族の連帯感」は中国にとって、台湾を籠絡する最高の利器となる
だけでなく、日台分断の絶好のチャンスにもなるのだ。多くの日本人は気がつい
ていないが、中国から見れば日本の存在は、米国に次いで台湾併呑の障害となっ
ているのだ。

 逆に日本にとって台湾が中国に併呑されたら、その島は中国の不沈空母となって
、シーレーンはおろか、領海、領土をも大きく脅かすこととなるだろう。

●五輪を台湾併合の道具にする中国

 実際、台湾人は中国人とは全く違う民族のマレーポレーネシア海洋民族である
が、戦後、中国からやってきた国民党は、台湾人を中国人にする洗脳教育を行っ
てきた。そのためか、戦後世代の台湾人も、中国人とは同じ民族だと勘違いをし
ている人が多い。これを中国が突け込まないわけがない。

サッカーの試合で、南北朝鮮の統一を象徴する統一朝鮮旗を持って互いに応援し
あう熱情的な光景をみれば、「同じ民族」としての結束力の凄さが分かるものだ
。簡単に戦争の発動のできない現在、スポーツの場は国と国、民族と民族、ナシ
ョナリズムのぶつかり合い、決闘の場になる。その時、同じ民族というだけで、
どんな恩讐でも越えられる一体感が生まれてくる。その一体感を、中国は統一工
作の道具として利用しない手はないのだ。

 全世界が注目する五輪の場では、「中華民族の栄光」に一種の恍惚効果をもた
らす精神的モルヒネを台湾人と投与しようとすることだろう。

 北京五輪を利用した統一攻勢は、すでに聖火リレーのコース決定から始まってい
る。中国は最初、「台湾→香港」を国内路線として位置づけた。これは世界に対
してする「台湾は中国の一部」との宣伝工作である。そこで台湾政府がそれを拒
否すると、中国はすぐさま台湾政府を厳しく批判した。その批判とは「スポーツ
は政治と関係ない」「政治介入をするな」といった具合だった。つまり五輪を統
一工作を利用しておきながら、台湾の抵抗を「政治利用」と批判するのだ。泥棒
が警察を泥棒と呼ばわりする中国人の本質そのものだ。しかし、なぜか日本のマ
スコミは、この問題の報道で、中国の横暴に対する批判や台湾に対する理解は皆
無だった。

 その後、中国は国内路線でもなく、国外路線でもない「境外路線」という造語で
台湾を聖火コースに入れることにした。台湾政府も、これなら妥協できるとの判
断を示したが、いざ、それに関する取り決めを署名しようとすると、中国は聖火
リレー沿道での台湾国旗を締め出せ、国歌を禁止しろ、台湾を国家とする標示や
プラカードなど取り締まれ、などと要求してきたのだ。当たり前のことだが、台
湾はこのような理不尽な要求をきっぱりと拒否した。結果として、台湾は聖火リ
レーコースから外れることになった。

●北京五輪を成功させてはいけない

 中国の台湾に対するイジメや嫌がらせはそれだけではない。中国は約千基のミ
サイルを配置して台湾の要所に照準を合わせている。侵略戦争を着々と準備して
いる中国は台湾に侵攻すると公言しているが、日米諸大国はこれを見て見ぬふり
をしている。日米の姑息的な態度は、悪を助長するだけでなく、善をも抑圧しよ
うとしているのだ。それは結果として、戦争やテロの温床を拡大させることに繋
がるだろう。今こそその悪の根源を断ち切るべく、北京五輪の開催に合わせて、
中国包囲網を作らなければならないのだ。

 そこでまず、中国には五輪を開催する資格がないことを大いに宣伝し、問題にす
べきだ。開催までに一年を切った今だからこそ、そのキャンペーンを張ることに
意義がある。なぜなら、開催の失敗が許されず、後戻りのできない中国は、この
時期だからこそ、敏感に反応して反撃してくるだろう。しかし、中国の反撃が強
ければ強い程、中国の問題点がより鮮明に浮上する。中国が抱えている問題はも
はや、茶色い土にペンキを吹っかけて芝生に見せかける「緑化作戦」で誤魔化せ
るものではない。オリンピックの開催を獲得した中国は、未だに数万人の政治犯
を牢屋に拘束している一党独裁国家であり、偽物や毒物の入っている商品を作っ
て世界を混乱させている最低の国でもある。中国は本質的には北朝鮮と同様、マ
フィア国家であるのとともに、環境汚染や領土野心など、北朝鮮以上に近隣諸国
に迷惑をかける国家だ。

 この暴力団的手法で国家を運営している中国が五輪を成功させれば、その影響力
は益々増大し、結果として文明的な国にとっては益々厄介になるだけである。

 だからこそ今から、まず北京五輪をボイコットする運動を推進しながら、環境
、人権監視団を中国に送り込むべきである。すでにアメリカを中心として複数の
団体が、そのボイコット運動を進めているのだが、中国に動揺させる程の力に至
っていない。開催まで一年を切ったが、まだ間に合う。ボイコット運動は例え成
功しなくても、その機運が高まれば高まるほど、中国への牽制になるのだ。中国
の横暴にさせるまいとの意気込みを、世界の連帯で見せなければならないのだ。

 何回も強調する。北京五輪を成功させてはいけない。北京五輪の成功は、中国の
台湾侵攻を鼓舞することになり、結果として、東アジアを始め、全世界の大災難
になるのだ。

小生今日の新聞にてなるほどと納得しました


◆【私の正名論】評論家・呉智英 「支那」は世界の共通語」
  (産経 2008/5/14)


 必ずや名を正さんか。孔子の言(げん)だ。名は言葉。言葉が正しくない

と社会も文化も混乱してしまう。迂遠(うえん)なようでもまず名(ことば)

を正す(正名)のがすべての基本である。



 その孔子の故国に批判が噴出している。農薬まみれの野菜、毒入りギョー

ザ、少数民族抑圧、過剰な愛国主義…。批判も当然。私はこれに同調する。

しかしまず名を正すべきだと思う。



 昨夏、中国食品という会社が倒産した。健全な経営の食品会社であったが、

農薬汚染食品の輸入会社だと誤解されて製品が売れなくなったのだ。この会

社は広島にある。社名が中国食品で何の不思議もない。中国放送、中国新聞、

中国電力、中国ガス、中国銀行…これらは全部日本の中国にあって、支那に

あるわけではない。知名度の高いこれら公共企業であれば特に誤解も起きな

いが、それ以外の、岡山や広島や山口など中国にある中国何々といった会社

や団体がみんな迷惑している。中国は「中国」、支那は「支那」とすれば、

こんな混乱は起きるはずはない。中国食品も倒産などせずにすんだのだ。



 この混乱の責任はどこにあるのか。第一に「中国」を日本に対してだけ強

要する支那。第二に、この異常な主張に諾々(だくだく)として従い、言論

機関にこれを強制した昭和二十一年当時の外務省。第三に、この言論抑圧に

屈するのみならず、これをなにか「民主的な」改革だと正反対に勘違いして

いる自称良識人たち。この三つが連動して混乱をもたらしているのである。


 詳論(しょうろん)しよう。


 まず第一の点。「支那」禁止は理不尽な言いがかりである。「支那」とい

う言葉は最初の統一王朝の「秦(しん)」に由来し、世界中でその近似音で

支那を呼んでいる。支那人自身が支那を「支那」と呼んだ記録もあり、清朝

の公的文書にも「支那」は出てくる。しかし、かつての朝貢(ちょうこう)

国である日本には自分たちを世界の真ん中にある国「中国」と呼ばせたいの

である。



 第二の点。「支那」が抹殺されたのは、戦後の混乱期である昭和二十一年

六月の外務省次官・局長通達による。支那は形式上アメリカを中心とする連

合国の一員であり、日本に対して戦勝国である。その力関係を背景に「中国」

を強要してきた。外務省は従順にそれを受け入れ、各言論・報道機関に「支

那」を禁止し「中国」を使うように通達を発した。その中にこんな文言があ

る。「今度(このたび)は理屈抜きにして先方の嫌がる文字を使はぬ様(や

う)に」。占領下では、正当な理屈さえ禁じられていたのである。



 第三の点。明白な言論弾圧を、自称良識人たちは、侵略戦争への反省や民

族差別解消の名目で歓迎した。二十世紀末まで支那を植民地支配していたイ

ギリスでもポルトガルでも「チャイナ」「シーナ」と呼んでいることを知ら

ないふりで。また「中国」が差別的な自国中心主義を意味することも知らな

いふりで。そもそも外務省通達の存在を、これは本当に知らないのである。



 私は四十年前の全共闘の学生だった頃(ころ)からこの不合理を批判し、

支那は「支那」だと言い続けてきた。最近やっと「支那」解禁の動きが出て

きた。六十二年前の言論抑圧通達は無効だと外務大臣に言わせる議員はいな

いのだろうか。

台湾独立派の雄、林氏の弁

陳水扁総統は「隠れ統一派」だった(3)─民進党は己の無知と傲慢に負けた
                          「台湾の声」編集長 林 建良

●核心的価値よりも陳水扁擁護の独立派

 陳水扁政権ができてから、独立派は陳水扁批判を極力控えたが、陳水扁が側近しか信
用しないこともあって、独立派は陳政権の政策決定に何一つ影響力を行使できなかった。
加えて陳水扁は選挙への熱意は人一倍あったが、国の運営については側近に任せきりだ
った。2000年から2008年まで、台湾では毎年重要な選挙があったため、陳水扁の主な仕
事は国家元首というよりは選挙戦の総司令官で、実質的な総統は2人いたのである。

 1人は総統のオフィスで陳水扁に代わって決裁などをする30代の側近の馬永成氏。もう
1人は妻の呉淑珍氏であった。この二人は国家権力を利益追求の道具にし、後に2人とも
起訴された。

 この呉氏の起訴が2006年の「陳水扁打倒運動」という下野要求運動のきっかけとなっ
たが、それでも、「国民党時代の汚職ならもっと酷かった」と独立派は陳水扁周辺の汚
職を弁護した。彼らは、彼らの盲目的な陳水扁擁護に同調しない李登輝氏をも激しく攻
撃するようになった。これもまた「同志に残忍」の一面であろう。

●「含涙投票」を呼びかける独立派

 これほど国民を愚弄する傲慢な政党は他にあるだろうか。今回の総統選挙で独立派は
台湾人に「含涙投票」(涙を呑んで投票しよう)と謝長廷氏に投票するように呼びかけ
た。何故「含涙投票」なのか、それは民進党支持ではなく、国民党に当選させたくない
からである。この「含涙投票」というスローガンで、どれほど民進党離れが進んでいる
のか分かる。

 それでも今回の総統選で民進党に票を入れた台湾人が42%に達しているということは、
国民党の中国人的体質への嫌悪感、国民党の親中国的態度への不信感が根強くあるのだ
ろう。今回の選挙の結果をみる限り、馬英九や国民党の政策が支持されたというよりは、
民進党が台湾人に見放されたと言った方が正しい。なぜなら、謝長廷氏も中国傾斜の経
済政策を公約し、馬氏陣営の中国政策との差がほとんどなかったのである。終盤になっ
て、ようやく謝氏が台湾人意識を訴えるようになり、国民党の一党独裁の危険性をアピ
ールするようになったが、これも選挙手法の一つにすぎないと台湾人に見抜かれていた
のだ。

●民進党が負けてよかった

 民進党が負けてよかったのである。これは簡単な理屈だ。正名や制憲等の主権確立の
大事業を選挙の道具にした民進党政権が7年目にして、ようやく蒋介石空港を桃園空港
にし、中華郵便を台湾郵便にし、蒋介石を記念する「中正紀念堂」を民主紀念館にした。
何れも法律の改正を必要としない簡単なことだが、選挙の前でないと、動こうとしなか
ったのである。それは、例え象徴的な意味があるとしても所詮表面的な正名にすぎない
のだ。根幹にある憲法と政治制度を「一つの中国」に縛りつけた以上、この枝葉の問題
はなんの意味もない。

 実際、謝氏も総統選の弁論会で、現行憲法は「一つの中国」の憲法だと認めている。
彼はその「一つの中国」の憲法を守るとも言った。国会の議席の4分の3を占める国民党
を前に、例え民進党が総統の座を勝ち取ったとしても、何もできないのが実情なのであ
る。国民党の同意がなければ、予算は一文たりとも通らない。結果として、国民党の政
策を執行する以外の道がないのだ。

 しかし、民進党が独立の仮面を被っている限り、米中を始めとする国際社会から引き
続き牽制されるだけでなく、台湾を中国に押し付ける圧力も強まる。民進党の命拾いに
はなるが、台湾独立の息が完全に消えてしまうのだ。この民進党が存在する限り、独立
派の支持が民進党に集中し、新しい独立勢力も芽生えてこないだろう。

●謝氏が当選していたらどうなっていたか

 謝氏は国民党を牽制するために、民進党が政権を担当しなければいけないと主張した。
だが、法律家でもある聡明な謝氏は、政権を担当しても国民党を牽制することができな
いと分かりきっているはずである。

 謝氏が当選すれば、国民党は数ヶ月以内に必ず彼を罷免するだろう。なぜなら、今の
国民党の勢力なら確実に謝氏を罷免できるのだ。そうなると、数ヶ月以内にまた総統選
挙をやることになる。国民党にとってこの第7回憲法改正によって手に入れた合法的な
武器を使わない手はない。つまり、国民党は総統の座を勝ち取るまで、罷免と選挙を繰
り返し行うであろう。その社会的コストは計り知れず、台湾社会が生き地獄になりかね
ないのだ。なぜ独立派はこれほど簡単な道理が分からずに謝氏の応援に熱を上げたのか、
理解に苦しむ。                             (続く)