小生もこれまで指摘してきたことである。
もうひとつ追加したいのは、北島選手の成果に、素直に日本の北島選手とは言い難い。否 口が裂けても日本選手と叫びたくないので「アジアの誇り」という。見事なすり替えである。
中国選手のときも、「アジア選手」と呼称するのか。
【五輪劇場】やらせが多すぎる http://sankei.jp.msn.com/world/china/080814/chn0808141907002-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/world/china/080814/chn0808141907002-n2.htm
金メダルの獲得数で中国が快調に先頭を走る北京五輪の運営で、「やらせ」
手法が次々と明らかになった。メーンプレスセンター(MPC)の記者会見では
北京五輪組織委員会が連日質問攻めにあった。
中国をのぞく各国メディアが論議を提起している「やらせ」は次の通りだ。
(1)8日夜、北京市内から開会式会場の国家体育場(鳥の巣)にかけて打ち
上げられた連続花火の映像がコンピューターグラフィックス(CG)による合成
映像だった。
(2)開会式の終盤登場した少女(9)が歌った革命歌曲は口パク。吹き替え役
の別の少女(7)がいた。
(3)空席が目立つ競技場では、黄色いTシャツの中国人応援団を動員している。
いずれも北京五輪組織委が「やらせ」を認めた。なかでも最も論議が沸騰して
いるのは、口パク少女である。
この子を「微笑天使」としてしまった中国各紙はやらせ騒動を一切報じていない
が、中国中央テレビ(CCTV)は口パク少女の家や学校に取材したもようを
報じた。愛くるしい顔立ちだが、じつは歌はうまくない。将来は医師になりたい
という。
組織委は「(各国放送局が加わる)北京五輪放送機構も承認している。一番良い
歌声とパフォーマンスが選ばれた」と弁明する。
イタリアのオペラ歌手、パバロッティ氏(昨年死去)が2006年トリノ冬季
五輪開会式で歌ったのも口パクだった、とあとでわかった前例もある。目くじら
立てる必要はないという意見もあろう。
しかし、少女が本番で万一歌えなくなった場合に備えてというなら、本人の録音
を流せばいい。別人の歌声では感動した観客を欺いたことになる。
さらに、あの革命歌曲。オリンピック幕開けの舞台としては、いただけない。
「東方に日が昇り、毛沢東が現れて、中国を解放した」「親愛なる祖国は繁栄し、
今富強の国に向かっている」
まるで毛沢東賛歌だ。何でまたこのような生臭い「政治」を、北京から世界に
発信したのか。
もう一つ、空席を埋める黄色のTシャツ応援団はこれまで、ハンドボールや
ホッケー、ボクシングなどの、中国が登場しない競技場でみられた。彼らは
組織委が提唱する「正しい応援マナー」通りの行動をとり、義務を果たすと
さっと引き上げる。不自然だ。
騒動に巻き込まれた子供たちの心は深く傷ついたに違いない。北京五輪もまた、傷ついた。 (鳥海美朗)