老兵の独り言

八尾市をはじめとする全国での左翼情報チェックと真正保守の陣営拡大を願っています。 国連をはじめとする人権条約を基礎とする国内法の点検と法破棄運動も行っています。

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悲鳴を上げる中国農業 ある教授が農村で目にした“悲惨な病理”
貴方は中国産の野菜を食べられますか。
少し長文ですが、お読み下さい。

(前回より)
 ―― 何が問題なのでしょうか。

■大量の農薬散布は人糞肥料が原因

 高橋 人糞肥料を作る場合、畑に縦穴を掘って樽を埋め、そこに寝かしておく必要があります。そうすることで熟成が始まり、生の状態に比べてバクテリアが作用して肥料効果が上がる。と同時に、病原菌や寄生虫の卵は死滅し、においも消えていく。かつて日本の農村にあった野壺が地中に埋められ、フタがされていたのにはちゃんと訳があったのです。
 ところが、中国の農村に野壺はなく、し尿がたまった穴があるだけ。このままでは、人糞は発酵しません。発酵しないということは、病原菌や寄生虫の温床になっているということ。それをそのまま畑にまくわけですから、土壌では細菌などが繁殖していく。
 そうすると、その雑菌を殺菌するために、様々な農薬が必要になる。中国農業は農薬の大量使用が批判されていますが、農薬漬けの背景には人糞肥料の問題がある。化学肥料を抑えるために人糞肥料をまく。雑菌を殺すために農薬をまく。そうすると、土地が荒れるので、化学肥料が必要になる。すると、ますます土地は荒れていく。生産量に影響が出るので人糞をまく。そして、土は汚れていく。

 ―― まさに悪循環ですね。

 高橋 そう悪循環。さらに言うと、農薬の使い方を知らない農民も少なくない。文字が読めない人も多いですし、メガネを持っていない農民もいる。農薬のビンには使用方法が書かれているんですが、読めないために、目分量でかけてしまう。農薬は劇薬ですから、目分量でやっちゃうと大変なんですよ。
 それと、土壌が荒れる要因には、循環の発想がないということも大きい。日本やヨーロッパでは家畜を飼い、堆肥を作って畑や田に還元していくでしょう。中国にはこういった発想がありません。中国の農業は基本的にはモノカルチャー。畑作や畜産を大規模にやるものの、循環の技術がないため、家畜の糞はゴミになってしまう。それが、今度は水を汚すわけですね。中国の農村を回ると、農業の基本的な循環や有機農法を発展させる基礎的な技術が行政を含めて十分に理解されていないと感じますね。

■自分の人生を自分で選べない中国の農民

 ―― そう考えると、土作りや水の管理、肥料の使い方、循環の手法などについて、国や企業がもっとコミットすべきなのでしょうね。

 高橋 何らかのルートでコミットすべきでしょう。ただね、農民に教えることは大切だけど、何せ数が多い。日本の場合、農協などに農家を集めて研修や講習会を開くことができる。ところが、中国の農村では、どこを見ても農民を集める施設がないんですよ。従って、一人ひとり相対で教えていくしかない。これはものすごい時間がかかる作業です。


 中国には、技術指導などを担う農業専業協会という農協のような団体があります。ここの指導員を教育するという方法はありますが、先ほど述べた理由で、指導員が農民に指導していくのもえらく手間がかかる。コミットするとしても、相当に大変だと思いますよ。

 ―― 水、土と来て、農民も疲弊しているとのことですが・・・。

 高橋 今度は農民ですね。なぜ農民が悲惨かというと、彼らは何も持っていない。日本と比較すると、日本の農民は少なくとも農地を持っている。これ自体がまた問題なんだけど、自分の資産を持っているわけですよ。それに、出稼ぎに行くのも自由だし、移動も自由、農業を辞めるのも自由。日本の農民は自分の人生を自分で選ぶことができる。
 ところが、中国の農民は自分の人生を自分では選べない。都市に出ようと思っても、農民戸籍で出ていくしかありません。農民戸籍で就ける仕事は建設労働者や運送業者、ホテルの下働き、食堂のウェートレスといったところ。こんなものしかないわけです。

■都市住民と農民の格差は約3倍

 ―― 大変厳しいですね。

 高橋 1978年に改革開放路線が始まりますよね。実は、82年まで農民と都市住民の格差は縮小していましたが、83年以降、この格差がぐーっと拡大していった。その要因は海外からの投資の急増。つまり工業化が始まったわけですね。
 工業の場合は技術革新によって生産性を大幅に高めることができますが、自然の摂理に左右される農業は稲作の期間が半分になったりはしない。工業は技術革新によって、資本は何回転もしますが、農業は同じように回転数を高めることはできません。
 工業化の結果、都市住民や工場労働者の所得は増加していきましたが、工業ほどに農業は発達せず、農民は取り残されていった。都市住民の年間所得は1万2000元。それに対して、農村は約4000元に過ぎない。この格差は今も拡大しています。

 ―― やはり、悲惨ですね。


 高橋 しかも、社会保障制度は整っていない。1人当たりの農地面積も日本の4分の1程度しかない。それで豊かになれ、と言っても無理な話ですよ。農業には未来がない。自分の息子、娘には何としても都会に出てもらって、いい暮らしをしてほしい、と考えるのは親の当然の愛情表現ですよね。今、それが起きているんですよ。

 ―― わずかな農地さえ手放す農民が増えている、とのことですね。

■南から北に移動する「渡り鳥農民集団」

 高橋 中国では「農業竜頭企業」と呼ばれる企業集団に農地の使用権を売却する農民が後を絶ちません。生活のためにわずかな農地を手放し、「雇われ農民」として、指示通りに農作物を作っていく。それも、決して高いとは言えない給料でね。

 ―― そうなると、 “小作人”と同じになってしまいます。

 高橋 最後の砦である農地さえもなくなってしまうと、本当に流民になるしかない。本でも紹介しましたが、安徽省や湖北省などでは、農民の収穫を手伝う「渡り鳥農民集団」が存在します。彼らは農地の使用権を持たないか、持っていてもごくわずかのため、別の農民のために小作人として働いている。
 この小作人集団はトラックに分乗し、渡り鳥のように北上していきます。農作物の生育は暖かい南部から北へと北上していきますよね。それに合わせて、北上しながら農作業を手伝う。これはもう労働としては限界的でしょう。農民の中でも限界農民。
 しかも、この渡り鳥以下の農民も大勢いる。地方では、早朝に街を歩くと、道路の両側にスコップやクワ、ツルハシを持った人々が並んでいる光景に出くわします。彼らは皆農民。道路に立って、雇ってくれる人を待っているんですよ。すると、街の建設現場の人たちが来て、「じゃあ、おまえ」と人買いのごとく選び、トラックに乗せて連れていくんですよ。
 
―― 果たして、中国の農業はこのまま存続できるのでしょうか。

 高橋 そこのところは難しいですね。中国は恐ろしく底なし、いい言い方をすれば、懐の深い国ですから。中国には7億人の労働者がいますが、そのうち3億人は農民。米国の人口よりも多い労働ストックを抱えているというのはやはり強い。しかも、低賃金でいくらでも働くわけでしょう。

■高リスクの農業を前提に成り立つ日本の食卓

 ―― 担い手という面では問題ないかもしれませんが、安全面や品質は不安が残ります。

 高橋 確かに、農作物の安全性やそれを作る農民の幸せを考えると、疑問が残りますね。中国の水や土は疲弊している。農民も土地離れを進め、工場労働化し始めた。彼らには社会保障もなければ、将来展望もありません。企業が潰れてしまえば一蓮托生で路頭に迷う。
 野菜など日本は多くの農作物を輸入しています。安心安全の面で中国産の農作物輸入は大きく落ち込んでいますが、加工食品などの形で日本に輸入されています。もはや中国は生鮮や冷凍、加工など広い意味で日本の食料庫になっている。今の日本の食卓はリスクの高い農業を前提に成り立っている。そのことを忘れるべきではないでしょう。

 ―― それにしても、著書には中国農業の悲惨な一面がこれでもか、と書かれていましたが、出入り禁止になったりしないのですか。


 高橋 中国の知人にも心配してくれる人がいますが、そんなことを気にしていたら、本当の学問はできないですよ。
 ―― 次はどんな調査をするつもりですか。
 高橋 今度は貧困です。
 ―― 貧困?
 高橋 中国の農民の貧困を集中的に調べようと思っています。貧困の現実や原因、将来の貧困解消の可能性などについて。貧困から抜け出すのは難しいけど、貧困解消のために地元の人々がどれだけ努力しているかを知りたいんですよ。早く行きたくてウズウズしています。
(日経ビジネスオンライン記者 篠原 匡)


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