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中国共産党こそまごう事なき、現代の侵略者です。

斎藤吉久さんは「誤解だらけの天皇・皇室」について書かれながら、隣の中国共産党についても次のようにかかれました。

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
  歴史を鑑としない中国共産党□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□


 最近、とんと音沙汰のないのが、「反日」の権化(ごんげ)だった中国の江沢民前国家主席です。かの江沢民をいま非常に懐かしく思うのは、その専売特許である「歴史を鑑(かがみ)として未来に向かう」が、日本にお灸(きゅう)を据える決まり文句ではなく、いまや中国自身にこそ突きつけられているように思うからです。

 江沢民が国家主席としてはじめて来日したのは、もう10年あまりも前、1998年11月のことです。当時の両国関係は良好で、平和友好条約締結20周年の来日は当初、「過去を終結させ、未来を切り開く」はずでした。

 ところが、来日した江沢民は、「日本の侵略」はあるものの、「謝罪」に言及しない共同宣言の内容に激怒します。小渕首相との首脳会談で「日本は中国にもっとも重い被害を与えた」とかみついたうえに、宮中晩餐会で無遠慮に日本を批判し、さらに行く先々で「正しい歴史認識」を強調しました。

 他国を侵略する行為が非正義だというのなら、中国自身はどうなのか。何のことはない、いまのこの時代に、紛れもない侵略行為を平然と犯し、なおかつ自己正当化しているのが、ほかならぬ中国共産党です。

 宮崎正弘さんの先日のメルマガによると、「東トルキスタン」という独立国だったいまの新疆(しんきょう)ウイグル自治区に、第二次大戦後、中国が侵略し、政治的、宗教的指導者たちを抹殺し、ウイグル人の文化を破壊しただけでなく、大量の漢族を移住させ、地下資源を奪い、植民地化したのでした。核の実験場としたことも忘れてはなりません。

 同じことはチベットでも起きています。

 中華人民共和国成立後、中国共産党は、チベットは中国の一部、と主張して「チベット解放」を宣言し、武力侵入しました。人民解放軍の大軍が進駐し、寺院や自然の破壊と略奪が始まり、女たちは乱暴され、インフレが起こり、飢餓が生じました。東南チベットのカム州の大部分が四川省に組み込まれるなど、国土は分断され、それどころか、80年代までに戦闘や飢餓のため、120万人の命が失われたといいます。
http://homepage.mac.com/saito_sy/religion/H120214JStibet.html

 中国共産党こそまごう事なき、現代の侵略者です。

 これに対して、日本はどうか、といえば、1917年にロシアで共産革命が起きたとき、大挙して国外に避難することになったイスラム教徒たちに救いの手をさしのべたのが、日本です。明治神宮にほど近い住宅街に建つモスク「東京ジャーミー」は、友好の歴史をいまに伝える生き証人です。
http://homepage.mac.com/saito_sy/war/JSH180417toyama.html

 日本の過去の歴史がすべてよかった、などと主張するつもりはありませんが、中国共産党に他国の歴史を批判する資格は明らかにないといえます。

 歴史を鑑とすべきなのは、日本ではなく、中国です。

 しかし中国の侵略はやみそうにありません。日本人とは違って、自省の精神が見えないだけでなく、江沢民の日本批判が胡錦涛派との権力闘争が背景にあったように、ウイグルでの血の弾圧には、どうやら共産党内部の権力闘争の側面がうかがえるからです。

 中国共産党の歴史に終止符が打たれない限り、チベットの独立もウイグルの独立も夢のまた夢ということでしょうか。




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