老兵の独り言

八尾市をはじめとする全国での左翼情報チェックと真正保守の陣営拡大を願っています。 国連をはじめとする人権条約を基礎とする国内法の点検と法破棄運動も行っています。

CalendArchive

日本の時間

転職サイト『しごとナビ』
キャラクター【ナビちゃん】

プロフィール

老兵

Author:老兵
FC2ブログへようこそ!

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

おすすめ書籍

おすすめ書籍

おすすめ書籍

おすすめ書籍

おすすめ書籍

お勧め書籍

おすすめ書籍

おすすめ書籍

おすすめ書籍

おすすめ書籍

おすすめ書籍

おすすめ書籍

おすすめ書籍

おすすめ書籍

おすすめ書籍

おすすめ書籍

おすすめ書籍

フリーエリア

フリーエリア

FC2カウンター

オンラインカウンター

現在の閲覧者数:

FC2カウンター

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

コメント

コメントを投稿


管理者にだけ表示を許可する
 

トラックバック

TB*URL

日本李登輝友の会はNHK問題で、次の記事を出されましたので一挙にお知らせします。
少し長文ですが、次の4題のテーマです。

日本李登輝友の会などが「NHKに対する質問と公開討論会の要請」を送達
蔡焜燦氏が代表の「台湾歌壇」が「NHKの偏向番組に対して抗議し訂正を要求」
   11首の短歌を添えて提出
NHK番組の傷跡 [産経新聞台北支局長 山本 勲]
NHKから友愛グループへ誠意のカケラもない「回答」



日本李登輝友の会などが「NHKに対する質問と公開討論会の要請」を送達

 4月5日にNHKが放送した「NHKスペシャル シリーズ JAPANデビュー・第1回
『アジアの一等国』」の内容や取材・制作に関し、一昨日の7月24日、本会の小田村四郎
会長は水島総・「NHK『JAPANデビュー』」を考える国民の会代表、松浦芳子・草
莽全国地方議員の会代表、永山英樹・台湾研究フォーラム会長との連名で、福地茂雄・N
HK会長宛に「NHKに対する質問と公開討論会の要請」を送達した。

 質問と公開討論会の要請に至る抗議や非難の経緯が詳細に記され、6点について質問し
ている。ところが、1点1点の質問はなぜその質問に至っているかの前提を述べた上で、
「そこで問う」として、鋭利な小刀でえぐりとるような質問内容となっている。

 質問はいずれも「ヤラセ取材」「捏造」という疑義に関するもので、あの番組の取材・
制作の実態を白日の下にさらすためには必ずや発せられなければならない重要な質問ばか
りであり、現地取材を重ねてきた日本文化チャンネル桜の協力なくしてはできなかった質
問内容だ。

 それ故に、NHKは公開討論に応ずるべきだとする論理的かつ説得力にあふれる要請に
対し、果たしてNHKはなんと答えてくるのか楽しみである。また、質問への答え方によ
っては裁判に影響するだけに、NHKも「回答」にはかなり苦慮するだろう。

 ここに「NHKに対する質問と公開討論会の要請」の全文をご紹介したい。 (編集部)
--------------------------------------------------------------------------------
                                 平成21年7月24日

日本放送協会
 会長 福地茂雄殿

            NHKに対する質問と公開討論会の要請

 貴日本放送協会(以下、NHK)が去る4月5日に放送した「NHKスペシャル シリー
ズ JAPANデビュー 第一回 アジアの“一等国”」に対し、放送直後から日本国内
はもとより取材先の台湾においても様々な批判が巻き起こり、NHKにもこれまでにない
ほど多数の抗議が寄せられていることはNHK自身が認めているところである。NHK内
においても経営委員会において、当該番組の放送法違反が問われる事態となっている。放
送後3ヵ月以上経つというのに、内外の抗議の声は高まるばかりである。

 台湾においても、抗議と訂正を求める声が巻き起こり、「美しく正しい日本語を台湾に
残そう」という趣旨で活動している友愛グループの有志80名の連名により、6月20日付で
「NHKへの抗議と訂正を要望」が提出された。この中には番組出演者である藍昭光氏も
含まれている。また、当該番組出演者であるパイワン族の方々からも、誇り高いパイワン
族の名誉を深く傷つける内容だったとして6月21日付の文書が送付されている。さらに、
やはり当該番組出演者の柯徳三氏など6名からも「NHK番組『JAPAN・デビュー』
に対する抗議と訂正を求める文書」が提出されている。つまり、ほとんどの台湾人出演者
が、抗議や訂正を求めているのである。

 6月25日には、日本裁判史上初となる8389人もの原告がNHKに対して損害賠償請求や
慰謝料などを求めて東京地裁に提訴した。原告数は今も増え続け、7月23日には9700人を
突破し、間もなく1万人に達しようとしている。

 7月8日には千葉県議会が「公共放送たるNHKのこうした姿勢は、公正・公平・中立の
観点から放送法違反の疑いも濃厚であり、到底容認できるものではない」として、内閣総
理大臣と総務大臣宛の「日本放送協会(NHK)の偏向報道に関する調査と行政指導を求
める意見書」を可決している。また、台湾において日本の伝統的な短歌を詠み続けている
台湾歌壇の有志60名からも、7月15日付で「NHKの偏向番組に対して抗議し訂正を要求」
という書面が提出された。

 さて、そこでこれらの抗議や訂正を求める声を踏まえ、ここに抗議の意を込めて当該番
組などに対する疑問を質問という形で問いたい。

1、NHKは、ホームページ6月17日公表の「説明」で「柯徳三さんや蒋松輝さんから抗
 議を受けているということはありません」と記していた。だが、その後、番組出演者で
 ある柯徳三氏らから「NHK番組『JAPAN・デビュー』に対する抗議と訂正を求め
 る文書」が届けられている。また、同じく出演者であるパイワン族の方々からの抗議の
 意を込めた「質問状」も届けられている。2つとも7月22日ホームページ更新のはるか前
 に届いていた。ところが、7月22日公表の「説明・追加」では「『台湾・友愛グループ』
 など台湾の方たちから、抗議の文書を受け取りました」と記すのみで、番組出演者から
 抗議文を受けていることを明らかにしていない。そこで問う。

 *柯徳三氏らから上記文書を受け取っているのか。
 *受け取ったのはいつか。
 *ほとんどの台湾人出演者から、抗議と訂正の声が上がっている。この取材や放送は、
  台湾人出演者に対する「人権侵害」行為と考えるが、NHKはどう考えるか。
 *台湾人、パイワン人に対する「人権侵害行為」をどう処理するつもりか。
 *パイワン族の方々から上記文書を受け取ったのか。
 *受け取ったのはいつか。
 *なぜ番組出演者から、怒りの声や抗議文、訂正を求める文書を受け取っていることを
  公表しないのか。
 *事実関係が違い、名誉と誇りを傷つけられたとするパイワン族出演者の声に対して、
  これは人権問題だと考えるが、NHKはどうのように考えるか。
 *パイワン族出演者の「人権侵害」を起こした番組放送を謝罪し訂正するつもりはない
  か。
 *7月22日公表の「説明・追加」では「パイワン族の人たち自身が当時どう受け止め、
  感じたかということは、『人間動物園』の事実を左右するものではありません。こう
  したことは台湾の方々にとっても心地よいことでないことはもちろんですが、番組は
  当時の状況の中でおきた事実としてあくまでも客観的に伝えたものです」と記してい
  る。この説明で、「パイワン族の人たち自身が当時どう受け止め、感じたかというこ
  とは、『人間動物園』の事実を左右するものではありません」と述べているのは、N
  HKスタッフがパイワン族の人たち自身の独自の世界観、伝統文化によって「感じ方」
  や物事の判断をする「民族自決」を認めず、または尊重しようとしない態度であり、
  パイワン族の出演者のみならず、パイワン族全体の「名誉と誇り」を著しく傷つけ、
  それを尊重しない「差別」または「差別意識」からきている人権侵害の最たる物言い
  と考えるがいかがか。
 *この「差別」「人権侵害」の事実を認め、訂正謝罪するつもりはないか。

2、また6月17日に「抗議を受けているということはありません」と公表しながら、6月下
 旬に「ジャパンプロジェクト」の濱崎憲一ディレクターと田辺雅泰チーフ・プロデュー
 サーは台湾を訪れ、柯徳三氏ら番組出演者に対して陳謝し、抗議文の撤回を求める「隠
 蔽工作」とも言える行為を為したという。その際、濱崎ディレクターは、自分の子供が
 「あれが濱崎の子供だ」等と言われて、身辺保護の必要から、警察に保護願いを出して
 いるとも言ったという。そこで問う。

 *濱崎氏と田辺氏が訪台したことは事実か。
 *彼らが訪台したのはいつからいつまでか。
 *濱崎・田辺両氏以外に同行者はいたのか。
 *柯徳三氏らと会ったことは事実か。
 *柯徳三氏以外に会ったのは誰か。
 *柯徳三氏らに陳謝したのは事実か。
 *陳謝したとしたら、何について陳謝したのか。
 *柯徳三氏に抗議文の撤回を求めたのは事実か。
 *柯徳三氏以外に抗議文の撤回を求めた人物はいるのか。
 *濱崎氏の子供が「脅迫」めいた脅しにあっているのは事実か。
 *濱崎氏が、警察に保護願いを出しているのは事実か。

3、さらに、濱崎・田辺両氏が帰国した後で、屏東県の高士村に番組出演者などを訪問し
 たNHK台湾支局員と名乗る人物が、パイワン族の方々が提出した「質問状」について、
 自分がNHKに届けると申し出たという。幸いにも「質問状」は提出した後だったので、
 その手に渡ることはなかったという。そこで問う。

 *NHK台湾支局員と名乗る人物が高士村を訪問したのは事実か。
 *いつ訪問したのか。
 *NHK台湾支局員とは誰か。
 *このNHK台湾支局員に同行者はいたのか
 *パイワン族の誰と会ったのか。
 *自分がNHKに届けると申し出たというのは事実か。

4、当該番組では、パイワン族の方々が登場する場面で、「展示された青年の息子、許進
 貴さん」というナレーションとともに許進貴氏が写され、次に画面は右に移動し、女性
 の声による「悲しい」という日本語とともに、「そして娘の高許月さんです」というナ
 レーションが流れる。そして、高許月妹さんがパイワン語で話す場面は字幕で「悲しい
 ね。この出来事の重さ語りきれない」と映し出される。次に、画面は高許月妹さんを写
 したままで、男性の声による日本語で「悲しいね、語りきれないそうだ。悲しい、この
 重さね、話しきれないそうだ」との声が流れる。放送を見ていた視聴者は、先に息子の
 許進貴氏が写されたので、この男性の声は当然許進貴氏の声だと思って聞いていた。他
 に男性の映像はなかったからだ。ところが、7月22日公表された「説明・追加」による
 と、これは通訳の声であり、「許進貴さん、高許月さんの親戚にあたります」と説明し
 ている。しかし、番組ではこの声が通訳の声であるとの説明は一切ない。通訳を務めた
 と説明する方の名前も「資料提供」などの中にもない。そこで問う。

 *この通訳とは誰か。
 *なぜ字幕で通訳者の声であることを断らなかったのか。
 *通訳の方の名前を、なぜ「通訳」または「協力」または資料提供やコーディネーター
  等の名称で、番組終了時のスタッフタイトルで紹介しなかったのか。
 *通訳の方はこの兄妹の「親戚」という説明は事実なのか。
 *撮影はどこで行われたのか。許進貴さん、高許月妹さんの家で行われたのか。それと
  も「通訳」の家で行われたのか。「通訳」としたら、なぜ「通訳」の家で行われたの
  か。
 *通訳という役目ならギャラが支払われたはずだが、支払われたのか。
 *通訳のギャラは、パイワン人ということで「差別的」で不当に安いギャラではなかっ
  たのか。
 *「協力者」扱いの物によるプレゼントなどで、通訳としてのギャラを誤魔化すことは、
  パイワン族に対する差別の典型例となるが、物のプレゼントだけで誤魔化さなかった
  か。
 *1日の通訳ギャラはいくらで、何日間分支払われたのか。
 *通訳の名前をタイトルに入れなかったのは、パイワン人差別と考えられても仕方ない
  が、どのように考えるか。

5、当該番組では、パイワン族兄妹の妹の姓名を「高許月」と説明し、7月22日公表された
 「説明・追加」でも「高許月」としている。しかし、先に届けられたパイワン族の方々
 からの「質問状」では明らかに「高許月妹」と記している。日本文化チャンネル桜の取
 材でも「高許月妹」であることを確認している。そこで問う。

 *パイワン族兄妹の妹の姓名は「高許月」で間違いないのか。「高許月妹」ではないの
  か。
 *なぜ「高許月」と表示したのか。もしこの姓名の表示が間違っていたとしたら放送で、
  どのように謝罪・訂正を行うのか。
 *パイワン族高士村への取材は何日間だったのか。
 *このような出演者の名前すら間違い、通訳の名前もタイトルに入れない、このような
  パイワン族に対する「人権侵害」ともいえる安易な取材と制作は、パイワン族をNH
  Kこそ「人間動物園」とみるがごとき、無意識の「差別意識」からきていると考えら
  れる。その点を訂正謝罪するつもりはないか。
 *パイワン族出演者とパイワン族全体の誇りと名誉を傷つけたことはパイワン人出演者
  からの文書でも明らかであり、このパイワン人の心を傷つけた「人権侵害」を謝罪す
  るつもりはないのか。

6、最近になって、「NHK中国総局の男性職員が買春を行って北京の公安当局に拘束さ
 れたが、もみ消し工作を行って密かに帰国させたようだ」というNHK内部からの告発
 があったという。これについて「事実関係を問いただしたい」と放送した日本文化チャ
 ンネル桜の水島総代表取締役にはNHKの米本信・広報局長名で、「全くの事実無根」
 として抗議と謝罪・訂正を求める7月22日付の文書が届いている。当方には複数の同様
 の内部告発がされている。起こった事件の月日も、当事者の名前も特定されている。そ
 こで改めて問う。

 *NHKは改めてこの「買春問題」を再調査してみるつもりはないか。
 *本年五月に中国総局において突然の人事異動はなかったのか。
 *日本文化チャンネル桜の番組では、内部告発の内容を説明し、こんなことがあるなら
  由々しきことだと述べ、公開質問状でNHKに問いただすと述べている。日本文化チ
  ャンネル桜に謝罪と訂正を行うつもりはないか。

 以上、この質問に対する回答期限は7月31日までとする。

 なお、先にNHKは、日本李登輝友の会からの公開討論会の要請に対して「番組内容が
偏向していたり、事実関係に間違いがあるとは考えて」いないので「公開討論会」の要請
には応じない旨を回答している。

 だが、1万人近い原告団のNHKに対する集団訴訟やこれほど多くの抗議や疑問に対し
て、公共放送としてホームページなどで一方的に説明するだけではもはや済まなくなって
いる。まして台湾の出演者の抗議や訂正要求にも誠実に答えず、パイワン族の「名誉と誇
り」を傷つけた差別と人権侵害は許しがたいものである。

 そこで、ここに公開の場において当該番組を検証する討論会の開催を要請する。この要
請に対する回答期限は7月31日までとする。


                        日本李登輝友の会会長 小田村四郎
        「NHK『JAPANデビュー』」を考える国民の会代表 水島  総
                      草莽全国地方議員の会代表 松浦 芳子
                       台湾研究フォーラム会長 永山 英樹

                 【連絡先】日本李登輝友の会
                 〒113-0033 東京都文京区本郷2-36-9 西ビル2A
                      TEL:03-3868-2111 FAX:03-3868-2101
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
2>> 蔡焜燦氏が代表の「台湾歌壇」が「NHKの偏向番組に対して抗議し訂正を要求」
   11首の短歌を添えて提出

 
司馬遼太郎が「老台北」と名付けた蔡焜燦(さい・こんさん)氏が代表を務める「台湾
歌壇」が、7月15日付で60名の連盟による「NHKの偏向番組に対して抗議し訂正を要求」
をNHKに提出した。

 これは、柯徳三氏や藍昭光氏といった番組出演者が「NHK番組『JAPAN・デビュ
ー』に対する抗議と訂正を求める文書」を出し、また「美しく正しい日本語を台湾に残そ
う」という趣旨で活動している友愛グループが有志80名の連名により6月20日付で「NH
Kへの抗議と訂正を要望」を提出、さらに6月21日にはパイワン族の方々が出された「質
問状」に続く台湾からの抗議文だ。

 短歌の会にふさわしく「NHKへの抗議書に添えて」として、11首の歌が添付されて
いる。それも併せてご紹介したい。

 この「NHKの偏向番組に対して抗議し訂正を要求」は台湾に支局を置く各メディアに
も送付され、その中で産経新聞が7月24日付の「台湾有情」で取り上げているので、それ
も別掲でご紹介したい。

 NHKは、日本李登輝友の会への回答で「植民地時代の差別、戦争の深い傷が残されて
いるという事実を伝えることが、日本と台湾のさらに強くて深い関係を築いていくことに
資する」と答えていたが、「資する」どころか、まったく逆に「害する」と受け止めた人
々の方が圧倒的に多いこの現実をよくよく見定めるべきだ。あのような内容で日台関係に
「資する」とする思い込み、否、思い上がりが反発を招いていることも知るべきだ。

 なお、台湾には友愛グループや台湾歌壇以外にも、集まれば日本語で話し、日本と交流
している日本語世代のグループがまだまだあり、そのようなグループにもNHKに抗議す
る動きが出ているという。                      (編集部)
--------------------------------------------------------------------------------
福地茂雄NHK会長 殿

          NHKの偏向番組に対して抗議し訂正を要求

                            台湾歌壇有志一同(60名)
                           文責 台湾歌壇代表 蔡焜燦

 私どもは日本領台時代に日本国民として生れ、日本人としての教育を受けた所謂日本語
世代がメンバーの中心となり、日本の伝統的な短歌を40年以上詠み続けている「台湾歌壇」
の有志です。美しい日本語とその心に魅せられて、命ある限り短歌を詠み続けてゆこうと、
高齢化の進む中でお互い励ましあって今日に至っております。

 貴社が去る4月5日に放送した「JAPANデビュ一・アジアの一等国」は放映と同時に日
本のみならず台湾の多くの人々から批判の声が上がっています。

 その編集に偏向、歪曲、捏造があったとしてインタビューを受けた人々からさえ、批判
の声が上がっているにもかかわらず、あくまで「番組には問題はなかった」として、多く
の方々の疑問や批判に公開説明または訂正される様子は見られません。しかし、あの番組
は確かに恣意的な編集が目立ちすぎます。

 例えば「日台戦争」にしても「人間動物園」にしても、インターネットで検索しても回
答が出ない、または「定説ではない」言葉を、日本の公共放送であるNHKが堂々と使用
するその意図はどこにあるのでしょうか?

 歴史を振り返り、未来に生かしたいなら、なぜマイナス面のみを誇張し、インタビュー
を受けた人々の言葉を、編集の都合の良いところだけ繋ぎ合わすのでしょうか。その真意
を解し兼ねます。インタビューを受けた方々を困惑させ傷つけ、悲しませ、また高士村の
善良なパイワン族にいたっては、お年寄りの言った意味とは全く異なる「人間動物園』に
結びつけるなどは、ひどい捏造ではありませんか。貴社のそういった編集態度を私どもは
見逃すことが出来ません。またこれを見た台湾を知らない日本の人々が、台湾を誤解して
しまうことを深く憂うる者であります。

 私ども日本語世代の台湾人は、知日、親日、愛日、懐日(日本を懐かしむ)はあっても、
「反日」はいません。そういった日本語世代の人々の感情を傷つけた「JAPANデビュー・
アジアの一等国』の番組に対して、私ども有志一同はこの番組の偏向、歪曲、捏造の編集
態度に抗議し訂正を要求いたします。

                                      以上。

 平成21年 7月15日
--------------------------------------------------------------------------------
NHKへの抗議書に添えて(短歌十一首)

蔡焜燦
「日本の恥かき協会」台日のよき絆をばゆめ汚すなよ
あな哀れ「日本呆送協会」よ 歪むるなかれ正しき歴史

鄭[土良]耀
日本人になり切る外に選択肢無かりし我等昭和の時代
日本人になり切らんとせる人等指し反日と言ふ現なるかや

蔡西川
NHKよそんなに日本が憎いのか「正論」の記事を肯ひて読む

荘進源
親日の台湾人に無情なる打撃あたへし君にくらしや

黄教子
なにゆゑに自国の悪のみ流すかと「JAPAN・デビュー」見つつ悲しも
日台の絆の強さを確信す「JAPAN・デビュー」への抗議の声に

游細幼
台湾は心の故郷教へ子は吾子とふ恩師訪ふ墓参り
帰国せし米寿を迎ふる吾が恩師のひとり暮しに思ひ走らす

李錦上
引き揚げの恩師見送る寂しさに拭ひし涙胸に残れる
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
3>> NHK番組の傷跡 [産経新聞台北支局長 山本 勲]

【7月24日 産経新聞「台湾有情」】

 日本で4月に放送されたNHKスペシャル「シリーズ JAPANデビュー 第1回『ア
ジアの“一等国”』」が日台の民間各界に深い傷跡を残している。番組内容をめぐり視聴
者が集団で提訴する事態に発展したのにNHK側にいっこうに反省の気配がみられないか
らだ。最も傷ついたのはこの取材に応じた台湾の日本語世代の人々だろう。

 先日、産経新聞台北支局に福地茂雄NHK会長あての「偏向番組に対する抗議状」の写
しが届いた。差出人は「老台北(ラオ・タイペイ)」の敬称で知られる蔡焜燦(さい・こ
んさん)さんを代表とする「台湾歌壇」の有志60人だ。

 抗議状は「私どもは日本時代に日本国民として生まれ、日本人としての教育を受けた日
本語世代を中心に、日本の伝統的な短歌を40年以上詠み続けています」との自己紹介から
始まる。NHKには植民地統治の功罪両面を話したのに、放送されたのは批判部分ばかり
だったという。

 NHKが「恣意(しい)的で偏向、歪曲(わいきょく)に満ちた編集態度で日本語世代
を傷つけた」にもかかわらず、何ら誠意ある対応をとらないことを厳しく批判、「(番組
の)訂正」を求めている。

 末尾の「日本語世代の台湾人は知日、親日、愛日、懐日(日本を懐かしむ)はあっても
『反日』はいません」との言葉からは叫び声が聞こえてくるようだ。近隣で最も親日的な
台湾の人々の痛みを顧みないようでは日本の明日はない。         (山本勲)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
4>> NHKから友愛グループへ誠意のカケラもない「回答」


 7月16日、友愛グループに対するNHKからの7月10日付の「回答」が書留で届いた。友
愛グループは6月20日付で「NHKへの抗議と訂正を要望」を日本李登輝友の会経由でN
HKの福地茂雄会長宛に呈したが、福地会長からの回答ではなく、代理の河野伸洋氏から
だった。

 回答を受け取った抗議文の責任者である張文芳氏は「予想した通りの内容でした」と、
あきれながら半ば落胆をにじませるような感想をもらしつつお送りいただいた。

 それにしても、「高い評価をいただきました」と言って、ウソを交えた言い訳に終始す
るこの「回答」には、台湾の人々が受けた痛みを汲み取るような深い思いは微塵も感じら
れない。まったく誠意のカケラもない「回答」だ。

 「回答」でNHKは「私たちは今回、台湾の方々が、日本統治時代をどう受け止めてい
らっしゃるのか、その実態とお気持ちを聞かせていただきたいと思いました。……それぞ
れの方の発言の趣旨を十分反映していると考えています」と述べる。しかし、そうは受け
取れなかったので台湾の人々は抗議しているのだ。答えになっていない「回答」は回答で
はない。

 友愛グループは早速、次の抗議内容を検討しているという。       (編集部)

■台湾・友愛グループの「NHKへの抗議と訂正を要望」全文
 http://www.melma.com/backnumber_100557_4526704/
--------------------------------------------------------------------------------
台湾・友愛グループ御中

 貴台湾・友愛グループより日本放送協会会長宛に送られた「NHKへの抗議と訂正を要
望」する書面について、会長に代わって当該番組の責任者として回答させていただきます。
皆様方が、戦前日本語による教育を受けた方々を中心に、台湾で日本語を守り育てる活動
を続けていらっしゃることはよく存じております。また、これまでのNHKへのご協力に
感謝申し上げます。

 さて、4月5日(日)夜9時から放送したNHKスペシャル「シリーズ・JAPANデ
ビュー 第1回 アジアの“一等国”」につきましては、放送後、視聴者の皆様から多数
のご意見、ご要望を頂戴しました。高い評価をいただきましたが、その一方で、「内容が
偏っている」、「事実関係に誤りがある」、「台湾の人たちへのインタビューを恣意的に
編集している」などの批判の声も寄せられました。そのため、6月17日、番組のホームペ
ージに「説明」のコーナーを設けました。詳細はこの「説明」をご覧いただきたいと思い
ますが、以下今回の「要望」書にあるご意見に沿いながら、私たちの考えの要点を述べた
いと思います。

 「日台戦争」、「人間動物園」という用語については、事実関係を多くの資料にあたっ
て調べ、また専門家に取材し、確認を重ねた上で放送しています。

 「日台戦争」という用語は、そもそも当時の日本政府が法制度上、武装抵抗に対する鎮
圧にとどまらず、「戦争」として認定していたという歴史的事実が前提になっています。

 1970年代以降、研究書の中で、「台湾植民地戦争」、「台湾征服戦争」、「台湾占領戦
争」といった用語が使われるようになりました。「日台戦争」という用語は、1995年、
『日清戦争百年国際シンポジウム』から使われるようになり、台湾に関する歴史研究者や
学会で定着してきています。

 「人間動物園」とは、西洋列強が、植民地の人間を文明化させていることを宣伝する場
所でした。当時の列強には、「一等国」として「文明化の使命」を果たしているという意
識がありました。植民地研究の権威で、日本の台湾統治も長年研究してきたスタンフォー
ド大学客員教授のマーク・ピーティー氏は「日本にとって、台湾は、世界の植民地大国に
対して、自らの統治能力を見せるショーケースのようなもの」と述べています。台湾領有
から15年後に開催された日英博覧会は、日本にとって統治の成果を世界に示す絶好の機会
でした。イギリスやフランスは、被統治者の日常の起居動作を見せ物にすることを「人間
動物園」と呼んでいました。日本は、イギリスやフランスのこうしたやり方をまねてパイ
ワン族の生活を見せました。

 このようなことは、台湾の方々にとっても心地よい事でないことはもちろんですが、当
時の状況の中でおきた事実としてあくまで客観的に伝えたものです。

 「日本が台湾の近代化に果たした功績」に関しても番組では伝えています。鉄道や港湾
などの社会的基盤を整えたこと、後藤新平が「台湾の宝」である樟脳産業を立て直したこ
と、そしてこの後藤の改革によって樟脳がイギリスに安定的に供給されるようになり、歓
迎されていることも当時のイギリス側の資料で伝えています。さらに、台湾総督府が欧米
向けに出版した「台湾十年間の進歩」を紹介し、「台湾歳入」、「内地貿易」の金額が急
増したことを伝えています。番組では、こうしたことをふまえた上で、台湾を内地と同様
に扱う「同化政策」や、台湾人を目本人に変えようという「皇民化政策」といった植民地
統治の実態を、一次史料や映像、証言などによって描いたものです。

 私たちは今回、台湾の方々が、日本統治時代をどう受け止めていらっしゃるのか、その
実態とお気持ちを聞かせていただきたいと思いました。たとえば何徳三さんですが、取材
持あわせて5時間程度インタビューしています。柯さんは、5時間のインタビューの中で、
当時の日本の統治に対する率直な思いを語っていらっしゃいます。番組で使用した部分は、
柯さんの発言の趣旨を十分に反映していると考えています。台北第一中学校の同窓会での
インタビューも、それぞれの方の発言の趣旨を十分反映していると考えています。

 「台湾を反日と結論づけようとした番組姿勢」とありますが、今回の番組に寄せられた
ご意見の中に、「こうした歴史を知ってこそ、台湾の人々とより良い関係を築いていけ
る」、また「証言を聞いて、台湾の人たちが、より深い意味で親日家であることがよく分
かった」というものがありました。私たちも、この番組によって、日本と台湾の間の絆が
さらに深まってほしいと願っております。

 以上、どうぞご理解いただきますようお願い申し上げます。

 平成21年7月10日

                日本放送協会 ジャパンプロジェクト
                    エグゼクティブ・プロデューサー 河野伸洋
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ NHK「JAPANデビュー」問題:抗議先

・NHK「ジャパン・プロジェクト」の濱崎憲一ディレクター
 TEL:03-3465-1111
・NHK視聴者コールセンター
 TEL:0570-066066 FAX:03-5453-4000
 メール:http://www.nhk.or.jp/special/
・NHKスペシャル「感想・問い合わせ」
 https://www.nhk.or.jp/special/contact/index.html
・放送倫理・番組向上機構(BPO)
 TEL:03-5212-7333 FAX:03-5212-7330
 https://www.bpo.gr.jp/audience/send/form.html(ご意見送信フォーム)
・総務省(放送政策課直通)
 TEL:03-5253-5776 FAX:03-5253-5779
 メール:https://www.soumu.go.jp/common/opinions.html



2>> 蔡焜燦氏が代表の「台湾歌壇」が「NHKの偏向番組に対して抗議し訂正を要求」
   11首の短歌を添えて提出

 司馬遼太郎が「老台北」と名付けた蔡焜燦(さい・こんさん)氏が代表を務める「台湾
歌壇」が、7月15日付で60名の連盟による「NHKの偏向番組に対して抗議し訂正を要求」
をNHKに提出した。

 これは、柯徳三氏や藍昭光氏といった番組出演者が「NHK番組『JAPAN・デビュ
ー』に対する抗議と訂正を求める文書」を出し、また「美しく正しい日本語を台湾に残そ
う」という趣旨で活動している友愛グループが有志80名の連名により6月20日付で「NH
Kへの抗議と訂正を要望」を提出、さらに6月21日にはパイワン族の方々が出された「質
問状」に続く台湾からの抗議文だ。

 短歌の会にふさわしく「NHKへの抗議書に添えて」として、11首の歌が添付されて
いる。それも併せてご紹介したい。

 この「NHKの偏向番組に対して抗議し訂正を要求」は台湾に支局を置く各メディアに
も送付され、その中で産経新聞が7月24日付の「台湾有情」で取り上げているので、それ
も別掲でご紹介したい。

 NHKは、日本李登輝友の会への回答で「植民地時代の差別、戦争の深い傷が残されて
いるという事実を伝えることが、日本と台湾のさらに強くて深い関係を築いていくことに
資する」と答えていたが、「資する」どころか、まったく逆に「害する」と受け止めた人
々の方が圧倒的に多いこの現実をよくよく見定めるべきだ。あのような内容で日台関係に
「資する」とする思い込み、否、思い上がりが反発を招いていることも知るべきだ。

 なお、台湾には友愛グループや台湾歌壇以外にも、集まれば日本語で話し、日本と交流
している日本語世代のグループがまだまだあり、そのようなグループにもNHKに抗議す
る動きが出ているという。                      (編集部)
--------------------------------------------------------------------------------
福地茂雄NHK会長 殿

          NHKの偏向番組に対して抗議し訂正を要求

                            台湾歌壇有志一同(60名)
                           文責 台湾歌壇代表 蔡焜燦

 私どもは日本領台時代に日本国民として生れ、日本人としての教育を受けた所謂日本語
世代がメンバーの中心となり、日本の伝統的な短歌を40年以上詠み続けている「台湾歌壇」
の有志です。美しい日本語とその心に魅せられて、命ある限り短歌を詠み続けてゆこうと、
高齢化の進む中でお互い励ましあって今日に至っております。

 貴社が去る4月5日に放送した「JAPANデビュ一・アジアの一等国」は放映と同時に日
本のみならず台湾の多くの人々から批判の声が上がっています。

 その編集に偏向、歪曲、捏造があったとしてインタビューを受けた人々からさえ、批判
の声が上がっているにもかかわらず、あくまで「番組には問題はなかった」として、多く
の方々の疑問や批判に公開説明または訂正される様子は見られません。しかし、あの番組
は確かに恣意的な編集が目立ちすぎます。

 例えば「日台戦争」にしても「人間動物園」にしても、インターネットで検索しても回
答が出ない、または「定説ではない」言葉を、日本の公共放送であるNHKが堂々と使用
するその意図はどこにあるのでしょうか?

 歴史を振り返り、未来に生かしたいなら、なぜマイナス面のみを誇張し、インタビュー
を受けた人々の言葉を、編集の都合の良いところだけ繋ぎ合わすのでしょうか。その真意
を解し兼ねます。インタビューを受けた方々を困惑させ傷つけ、悲しませ、また高士村の
善良なパイワン族にいたっては、お年寄りの言った意味とは全く異なる「人間動物園』に
結びつけるなどは、ひどい捏造ではありませんか。貴社のそういった編集態度を私どもは
見逃すことが出来ません。またこれを見た台湾を知らない日本の人々が、台湾を誤解して
しまうことを深く憂うる者であります。

 私ども日本語世代の台湾人は、知日、親日、愛日、懐日(日本を懐かしむ)はあっても、
「反日」はいません。そういった日本語世代の人々の感情を傷つけた「JAPANデビュー・
アジアの一等国』の番組に対して、私ども有志一同はこの番組の偏向、歪曲、捏造の編集
態度に抗議し訂正を要求いたします。

                                      以上。

 平成21年 7月15日
--------------------------------------------------------------------------------
NHKへの抗議書に添えて(短歌十一首)

蔡焜燦
「日本の恥かき協会」台日のよき絆をばゆめ汚すなよ
あな哀れ「日本呆送協会」よ 歪むるなかれ正しき歴史

鄭[土良]耀
日本人になり切る外に選択肢無かりし我等昭和の時代
日本人になり切らんとせる人等指し反日と言ふ現なるかや

蔡西川
NHKよそんなに日本が憎いのか「正論」の記事を肯ひて読む

荘進源
親日の台湾人に無情なる打撃あたへし君にくらしや

黄教子
なにゆゑに自国の悪のみ流すかと「JAPAN・デビュー」見つつ悲しも
日台の絆の強さを確信す「JAPAN・デビュー」への抗議の声に

游細幼
台湾は心の故郷教へ子は吾子とふ恩師訪ふ墓参り
帰国せし米寿を迎ふる吾が恩師のひとり暮しに思ひ走らす

李錦上
引き揚げの恩師見送る寂しさに拭ひし涙胸に残れる
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
3>> NHK番組の傷跡 [産経新聞台北支局長 山本 勲]

【7月24日 産経新聞「台湾有情」】

 日本で4月に放送されたNHKスペシャル「シリーズ JAPANデビュー 第1回『ア
ジアの“一等国”』」が日台の民間各界に深い傷跡を残している。番組内容をめぐり視聴
者が集団で提訴する事態に発展したのにNHK側にいっこうに反省の気配がみられないか
らだ。最も傷ついたのはこの取材に応じた台湾の日本語世代の人々だろう。

 先日、産経新聞台北支局に福地茂雄NHK会長あての「偏向番組に対する抗議状」の写
しが届いた。差出人は「老台北(ラオ・タイペイ)」の敬称で知られる蔡焜燦(さい・こ
んさん)さんを代表とする「台湾歌壇」の有志60人だ。

 抗議状は「私どもは日本時代に日本国民として生まれ、日本人としての教育を受けた日
本語世代を中心に、日本の伝統的な短歌を40年以上詠み続けています」との自己紹介から
始まる。NHKには植民地統治の功罪両面を話したのに、放送されたのは批判部分ばかり
だったという。

 NHKが「恣意(しい)的で偏向、歪曲(わいきょく)に満ちた編集態度で日本語世代
を傷つけた」にもかかわらず、何ら誠意ある対応をとらないことを厳しく批判、「(番組
の)訂正」を求めている。

 末尾の「日本語世代の台湾人は知日、親日、愛日、懐日(日本を懐かしむ)はあっても
『反日』はいません」との言葉からは叫び声が聞こえてくるようだ。近隣で最も親日的な
台湾の人々の痛みを顧みないようでは日本の明日はない。         (山本勲)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
4>> NHKから友愛グループへ誠意のカケラもない「回答」

 7月16日、友愛グループに対するNHKからの7月10日付の「回答」が書留で届いた。友
愛グループは6月20日付で「NHKへの抗議と訂正を要望」を日本李登輝友の会経由でN
HKの福地茂雄会長宛に呈したが、福地会長からの回答ではなく、代理の河野伸洋氏から
だった。

 回答を受け取った抗議文の責任者である張文芳氏は「予想した通りの内容でした」と、
あきれながら半ば落胆をにじませるような感想をもらしつつお送りいただいた。

 それにしても、「高い評価をいただきました」と言って、ウソを交えた言い訳に終始す
るこの「回答」には、台湾の人々が受けた痛みを汲み取るような深い思いは微塵も感じら
れない。まったく誠意のカケラもない「回答」だ。

 「回答」でNHKは「私たちは今回、台湾の方々が、日本統治時代をどう受け止めてい
らっしゃるのか、その実態とお気持ちを聞かせていただきたいと思いました。……それぞ
れの方の発言の趣旨を十分反映していると考えています」と述べる。しかし、そうは受け
取れなかったので台湾の人々は抗議しているのだ。答えになっていない「回答」は回答で
はない。

 友愛グループは早速、次の抗議内容を検討しているという。       (編集部)

■台湾・友愛グループの「NHKへの抗議と訂正を要望」全文
 http://www.melma.com/backnumber_100557_4526704/
--------------------------------------------------------------------------------
台湾・友愛グループ御中

 貴台湾・友愛グループより日本放送協会会長宛に送られた「NHKへの抗議と訂正を要
望」する書面について、会長に代わって当該番組の責任者として回答させていただきます。
皆様方が、戦前日本語による教育を受けた方々を中心に、台湾で日本語を守り育てる活動
を続けていらっしゃることはよく存じております。また、これまでのNHKへのご協力に
感謝申し上げます。

 さて、4月5日(日)夜9時から放送したNHKスペシャル「シリーズ・JAPANデ
ビュー 第1回 アジアの“一等国”」につきましては、放送後、視聴者の皆様から多数
のご意見、ご要望を頂戴しました。高い評価をいただきましたが、その一方で、「内容が
偏っている」、「事実関係に誤りがある」、「台湾の人たちへのインタビューを恣意的に
編集している」などの批判の声も寄せられました。そのため、6月17日、番組のホームペ
ージに「説明」のコーナーを設けました。詳細はこの「説明」をご覧いただきたいと思い
ますが、以下今回の「要望」書にあるご意見に沿いながら、私たちの考えの要点を述べた
いと思います。

 「日台戦争」、「人間動物園」という用語については、事実関係を多くの資料にあたっ
て調べ、また専門家に取材し、確認を重ねた上で放送しています。

 「日台戦争」という用語は、そもそも当時の日本政府が法制度上、武装抵抗に対する鎮
圧にとどまらず、「戦争」として認定していたという歴史的事実が前提になっています。

 1970年代以降、研究書の中で、「台湾植民地戦争」、「台湾征服戦争」、「台湾占領戦
争」といった用語が使われるようになりました。「日台戦争」という用語は、1995年、
『日清戦争百年国際シンポジウム』から使われるようになり、台湾に関する歴史研究者や
学会で定着してきています。

 「人間動物園」とは、西洋列強が、植民地の人間を文明化させていることを宣伝する場
所でした。当時の列強には、「一等国」として「文明化の使命」を果たしているという意
識がありました。植民地研究の権威で、日本の台湾統治も長年研究してきたスタンフォー
ド大学客員教授のマーク・ピーティー氏は「日本にとって、台湾は、世界の植民地大国に
対して、自らの統治能力を見せるショーケースのようなもの」と述べています。台湾領有
から15年後に開催された日英博覧会は、日本にとって統治の成果を世界に示す絶好の機会
でした。イギリスやフランスは、被統治者の日常の起居動作を見せ物にすることを「人間
動物園」と呼んでいました。日本は、イギリスやフランスのこうしたやり方をまねてパイ
ワン族の生活を見せました。

 このようなことは、台湾の方々にとっても心地よい事でないことはもちろんですが、当
時の状況の中でおきた事実としてあくまで客観的に伝えたものです。

 「日本が台湾の近代化に果たした功績」に関しても番組では伝えています。鉄道や港湾
などの社会的基盤を整えたこと、後藤新平が「台湾の宝」である樟脳産業を立て直したこ
と、そしてこの後藤の改革によって樟脳がイギリスに安定的に供給されるようになり、歓
迎されていることも当時のイギリス側の資料で伝えています。さらに、台湾総督府が欧米
向けに出版した「台湾十年間の進歩」を紹介し、「台湾歳入」、「内地貿易」の金額が急
増したことを伝えています。番組では、こうしたことをふまえた上で、台湾を内地と同様
に扱う「同化政策」や、台湾人を目本人に変えようという「皇民化政策」といった植民地
統治の実態を、一次史料や映像、証言などによって描いたものです。

 私たちは今回、台湾の方々が、日本統治時代をどう受け止めていらっしゃるのか、その
実態とお気持ちを聞かせていただきたいと思いました。たとえば何徳三さんですが、取材
持あわせて5時間程度インタビューしています。柯さんは、5時間のインタビューの中で、
当時の日本の統治に対する率直な思いを語っていらっしゃいます。番組で使用した部分は、
柯さんの発言の趣旨を十分に反映していると考えています。台北第一中学校の同窓会での
インタビューも、それぞれの方の発言の趣旨を十分反映していると考えています。

 「台湾を反日と結論づけようとした番組姿勢」とありますが、今回の番組に寄せられた
ご意見の中に、「こうした歴史を知ってこそ、台湾の人々とより良い関係を築いていけ
る」、また「証言を聞いて、台湾の人たちが、より深い意味で親日家であることがよく分
かった」というものがありました。私たちも、この番組によって、日本と台湾の間の絆が
さらに深まってほしいと願っております。

 以上、どうぞご理解いただきますようお願い申し上げます。

 平成21年7月10日

                日本放送協会 ジャパンプロジェクト
                    エグゼクティブ・プロデューサー 河野伸洋
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ NHK「JAPANデビュー」問題:抗議先

・NHK「ジャパン・プロジェクト」の濱崎憲一ディレクター
 TEL:03-3465-1111
・NHK視聴者コールセンター
 TEL:0570-066066 FAX:03-5453-4000
 メール:http://www.nhk.or.jp/special/
・NHKスペシャル「感想・問い合わせ」
 https://www.nhk.or.jp/special/contact/index.html
・放送倫理・番組向上機構(BPO)
 TEL:03-5212-7333 FAX:03-5212-7330
 https://www.bpo.gr.jp/audience/send/form.html(ご意見送信フォーム)
・総務省(放送政策課直通)
 TEL:03-5253-5776 FAX:03-5253-5779
 メール:https://www.soumu.go.jp/common/opinions.html
スポンサーサイト

コメント

コメントを投稿


管理者にだけ表示を許可する
 

トラックバック

TB*URL

Copyright ©老兵の独り言. Powered by FC2 Blog. Template by eriraha.

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。