「立花町連続差別ハガキ事件について」 「立花町連続差別ハガキ事件について」という公文書を入手した。
この表題の事件については、多くの皆様は既にご存知のことです。
解放新聞にもデカデカと報じられ、あたかも立花町内に犯人がいるかのような論調で紙面を飾っていました。部落解放同盟も福岡県を初め各市町にお得意の圧力をかけて、無駄な住民集会を数回にわたってまで開催して来ました。
小生は、福岡県議会を始め立花市議会へも、捜査を司直に任せて、犯人探しの行動をするべきでない、特に部落解放同盟はかって兵庫県朝来町で自作自演の部落差別事件を起こしたことがあり、その犯人は部落解放同盟当該支部長であったと判明した事例を掲げて、部落解放同盟が犯人探しを行政に要求するがごとき行動を拒否するよう陳情したことがありました。
今回の事件は、新聞報道にあるように、自称被害者が犯人であったと逮捕されました。
この事件に関して、部落解放同盟筑後地区協議会が緊急声明を発し、久留米市教育委員会に寄せられたので、市教委の当面の方策を学校当局に示した。方策として示した2点は当然のことであるが、問題といえるのが本文の中にあった。
「この事件発生以来、県内外或いは市内において様々な研修会、学習会において科学的認識(現実認識)の題材のひとつとして取り扱ってきたところ」であり、結果として反省していると記載されている。
果たして科学的認識という理解は正しいのであろうか。一般的に科学的認識という限り批判に耐えられ、抽象的論議を展開したうえでやっと理解できるものでなく、客観的的事実の蓄積の上で認識できるものを科学的認識というものと世間一般では理解している。しかし、市教委は科学的認識を括弧つきで(現実認識)と補足している。
今回の事件は、本当に科学的認識と言えるのか。
脅迫文面が記載されたハガキが自称被害者へ配送されたことは否定しようが無い事実であるこれは客観的事実である。しかし、これ以外に差別文書であるという客観的事実は存在しない。ハガキ差出者は誰であるのかと特定できていない。しかも差出しの目的も差出者に確認取れていない。このときに昔兵庫県朝来町での自作自演の差別事件を例示したのは、事件が発生して相当日数が経過しての小生の指摘を待たなければならなかった。
科学的認識の題材のひとつにもならない。被害者が差別ハガキと認識して主張していること意外に何もない。犯人検挙までは、差別されているという主観的認識である。
学校教育現場に混乱を生じさせた主たる理由は、教育委員会が部落解放同盟に盲従して、自主的判断をしてこなかったことに由来する。
この事件を真に反省するなら、部落解放同盟との関係を一掃する以外に道はない。
従前の関係を継続するなら、今回の反省は口先だけのものといっても過言でない。
昨年11月・12月に発生した東京都葛飾・足立清掃工場での「差別落書き事件」も派遣作業員を犯人扱いしながら、最近「解同」都連は犯人探しを止めています。福岡県での事件同様デッチアゲ疑いが濃厚です。
東京の事件は近日中に詳細をお知らせします。
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