老兵の独り言

八尾市をはじめとする全国での左翼情報チェックと真正保守の陣営拡大を願っています。 国連をはじめとする人権条約を基礎とする国内法の点検と法破棄運動も行っています。

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情勢の変化で自説の不十分さを認識し、撤回を表明するという真摯なお姿に共鳴します。







外国人参政権 長尾教授一問一答「読みが浅かった」 国家解体に向かう

 (産経 2010/1/29)


 外国人への地方参政権付与は合憲としてきた長尾一紘(かずひろ)・中央大

教授が、従来の考えを改め、「違憲だ」と明言した。主なやりとりは次の通り。


 --地方参政権を認める参政権の部分的許容説に対する今のスタンスは


 「過去の許容説を変更して、現在は禁止説の立場を取っている。変える決心

がついたのは昨年末だ」


 --部分的許容説を日本に紹介したきっかけは


 「20年くらい前にドイツで購入した許容説の本を読み、純粋に法解釈論と

して合憲が成立すると思った。ただ、私は解釈上は許容説でも、政策的に導入

には反対という立場だった」


 --許容説から禁止説へと主張を変えたのはいつか


 「民主党が衆院選で大勝した昨年8月から。鳩山内閣になり、外国人地方参

政権付与に妙な動きが出てきたのがきっかけだ。鳩山由紀夫首相の提唱する地

域主権論と東アジア共同体論はコインの裏表であり、外国人地方参政権とパッ

クだ。これを深刻に受けとめ、文献を読み直し、民主党が提出しようとしてい

る法案は違憲だと考え直した」


 --考え直した理由は


 「2つある。1つは状況の変化。参政権問題の大きな要因のひとつである、

在日外国人をめぐる環境がここ10年で大きく変わった。韓国は在外選挙権法

案を成立させ、在日韓国人の本国での選挙権を保証した。また、日本に住民登

録したままで韓国に居住申告すれば、韓国での投票権が持てる国内居住申告制

度も設けた。現実の経験的要素が法解釈に影響を与える『立法事実の原則』か

らすると、在日韓国人をめぐる状況を根拠とすることは不合理になり、これを

続行することは誤りだと判断した」


 --もうひとつは


 「理論的反省だ。法律の文献だけで問題を考えたのは失敗だった。政治思想

史からすれば、近代国家、民主主義における国民とは国家を守っていく精神、

愛国心を持つものだ。選挙で問題になるのは国家に対する忠誠としての愛国心

だが、外国人にはこれがない。日本国憲法15条1項は参政権を国民固有の権

利としており、この点でも違憲だ」


 --ほかには


 「許容説の一番最先端を行っているドイツでさえ、許容説はあくまでも市町

村と郡に限られる。国と州の選挙の参政権はドイツ国民でなければ与えられな

い。一方、鳩山首相は地域主権論で国と地方を並列に置き、防衛と外交以外は

地域に任せようとしている。最先端を行くドイツでさえ許していないことをや

ろうとするのは、非常に危険だ」


 --政府・民主党は、外国人地方参政権(選挙権)付与法案を成立させたい

   考えだが


 「とんでもないことだ。憲法違反だ。国家の解体に向かうような最大限に危

険な法律だ。これを制定しようというのは単なる違憲問題では済まない」


 --外国人に地方参政権を付与した場合の影響は


 「実は在日韓国人より、中国人の方が問題だ。現在、中国は軍拡に走る世界

で唯一の国。中国人が24日に市長選があった沖縄県名護市にわずか千人引っ

越せば、(米軍普天間飛行場移設問題を焦点とした)選挙のキャスチングボー

トを握っていた。当落の票差はわずか1600票ほど。それだけで、日米安全

保障条約を破棄にまで持っていく可能性もある。日本の安全保障をも脅かす状

況になる」


 --学説の紹介が参政権付与に根拠を与えたことは


 「慚愧(ざんき)に堪えない。私の読みが浅かった。10年間でこれほど国

際情勢が変わるとは思っていなかった。2月に論文を発表し、許容説が違憲で

あり、いかに危険なものであるのか論じる」

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