老兵の独り言

八尾市をはじめとする全国での左翼情報チェックと真正保守の陣営拡大を願っています。 国連をはじめとする人権条約を基礎とする国内法の点検と法破棄運動も行っています。

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山本善心の週刊「木曜コラム」<第182号>2008.05.22より転載しています。

                   時局心話會代表 山本善心

馬政権誕生の舞台裏
 5月20日、馬英九・中国国民党主席が台湾総統に就任した。対中融和政
策と現状維持をとる馬政権の誕生は、内外で好感をもって迎えられている
ようだ。大陸から逃れた国民党であるが、台湾人政権から再び政権の座に
返り咲いた。

一方、立法院選挙での国民党の歴史的大勝と総統選における馬氏の圧
勝は、陳政権8年間の業績に対する世論の審判であり、陳氏と民進党が
有権者から見放された結果物といえよう。ここでは、馬政権が誕生するま
での舞台裏を改めて検証してみたい。
 
 当初、陳氏は憲法改正と国名変更の2つを任期中に行うと明言。憲法改
正によって、中国とモンゴルに及ぶ現行の領土範囲を、台湾と金門馬祖澎
湖に限定する。また国名も、中華民国から台湾もしくは台湾共和国に変更
すると公約、大多数の台湾有権者が陳氏を熱狂的に支持した。


7回目憲法改正


 2005年6月10日に行われた7回目憲法改正の重点項目の一部は下記
の通りである。
1.憲法改正に必要な追加項目を立法委員3/4の署名で提案し、議員
3/4の出席と3/4の同意を必要とする。そのうえ公民投票を行い、有権
者の過半数による同意を得て改正する。
2.中選挙区制度から小選挙区に改める。立法委員の任期を3年から4年
に延長し、定数を225議席から113議席に減らす。
3.総統の罷免は立法委員の1/4が提議し2/3の賛成があれば公民投
票にかけ、投票率の50%以上と賛成票の過半数以上で罷免できる。

 この改正案によると、仮に民進党の謝長廷候補が当選しても、立法院で
82議席を持つ中国国民党の反対次第でいつでも罷免できる。このような憲
法改正条文を作れば、立法院選挙と総統選挙で民進党議員と総統候補の
当選は難しくなり、中国国民党に有利だ。 
 
 改正後の選挙結果は、1月12日の立法院選で国民党81人、民進党27
人、無所属5人となり、民進党は少数政党に転落。李登輝前総統が結党し
た台湾団結聯盟や親民党まで消滅した。なぜ陳前総統はこのような結果
をもたらす7回目の憲法改正に踏み込んだのか、謎に包まれたままである。


改憲で敗北した民進党


 この選挙制度は、台湾の未来的な政治制度としては決して間違ってはい
ない。小選挙区は原則として2大政党制、政策による政権交代を可能にする
民主的な選挙制度だからである。我が国も小選挙区制が導入されて以来、
参院の過半数以上を民主党が確保。次の衆院選は民主党が過半数を占め
る可能性もあり、政治のリフレッシュには欠かせない、民主的な選挙制度と
いえよう。
 
 しかし今のところ、台湾と日本では事情が異なる。買収資金が潤沢な国民
党にとって、責任所在・定着住民が明白な小選挙区制は絶好の集票マシン
となり、実に都合の良い制度なのだ。宋楚瑜氏は「台湾省長時代、地域住
民に対するきめ細かい配慮と住民本位の政策に奔走した」というが、民進党
が有権者の心をつかむ政策と理念・行動に欠けているのは明らかだ。単な
る独立運動出身者がいきなり国のリーダーになり、経験と力不足の寄り合
い所帯で何もできなかったとの印象がある。

 国民党は陳政権による「外来政権」批判に耐え、大多数の台湾人による支
持を得た。また国民党時代の李登輝前総統による民主憲政は、台湾に強く
根を張りつつある。


国名を変更しない陳政権


 2005年8月、オーストラリアのブリスベンで行われた世界台湾同郷会の
インターネット会議で、陳前総統が憲法改正に選挙制度と公民投票を入れ
たことは台湾人の勝利だと明言。しかし同会の林建良氏は「今回の改正憲
法は『一つの中国』を有利にするもので、国民党の政治勢力を拡大させる
愚策だ」と強く指摘した。さらに「これでは次の立法院選も総統選も完全に
敗北する」と予見した。
 
 一方陳氏が独立・建国をうたうとした最大のテーマは、中華民国から台湾
に国名変更することであった。すでに台湾のことを中華民国と呼ぶ国や人
々は皆無に等しいのではないか。中国でさえ中華民国とは決して言わない
し、世界が台湾名を口にするのは自然なことだ。馬総統は20日の就任演
説で「中華民国」と「台湾」を使い分けた。

 陳氏は2000年5月の就任演説や2004年の2期目の就任演説で「台湾
の国名を変更しない」と宣言した。陳政権がこの重大案件を任期中に実現
できる立場にありながら放棄したのは、最初からその気がなかったのでは
ないかとの見方もある。


陳前総統はリーダー失格


 陳前総統は李元総統の民主化路線を継承して、任期中に台湾の独立と
建国に関する具体的な政策を実行すると明言しながら、思うとおりにいかな
いと「李元総統のせいだ」と責任転嫁し、その責任をすり替えた。
 
 陳氏と李氏の喧嘩はマス・メディアが面白おかしく演出するので、台湾で
は李氏の悪いイメージが作られた。陳氏は、李氏の後押しで総統になれた
人であり、その期待に応えて恩に報いるのが人間としての道ではなかろうか。

 いずれにせよ、7回目の憲法改正は民進党主導のもと国民党と話し合え
る条件がそろっていた。政権与党という最大の権力を持ち、何でもできる立
場にいながら、総統が自らの陣営にとって不利になる制度採択を強行した
のは無知か故意か。陳氏は独立論者ではなく実は国民党の連戦氏と同じ
統一派の確信犯だ、と思われても仕方ない。


民進党内の腐敗体質


 総統の座を失い、しかも少数政党に転落した民進党であるが、反省どころ
か責任のなすりつけあいによる内部闘争を繰り返すばかりだ。指導者不在
のような政党にあって、議員は個利個略に走り、議員としての品格に欠けた
民進党議員の姿勢が問われていた。

 こうした体質がマスコミによって指摘され、中傷誹謗、イメージダウンをも
たらしたといえよう。そのうえ陳前総統周辺の金銭スキャンダルだけでなく、
民進党議員全体が同じような金銭腐敗体質では救いようがなかった。馬政
権成立後、まず陳前総統を始め邱義仁氏に対して司直の手が入ることもあ
る。
 
 陳前総統はあれほど国民党政権を批判しながら、中正記念堂にある蒋介
石(国民党の創始者)の銅像に参拝したり取り壊したり、精神状態を疑われ
る行動ばかりが続いていた。陳氏の発言や奇怪な行動力には我が耳を疑う
人が多い。


問われた国家運営能力


 話は変わるが、筆者は名古屋市に本社がある「かに本家」という年商100
億くらいの飲食業の会社の役員会議に、年に数回出席している。社長の日
置達郎氏は70歳を超えたばかりの創業経営者であるが、大阪の「かに道
楽」から出発した料理人上がりだ。総檜造りの豪華な客室とさらなる味の研
究で「うまい」と評判の店である。
 
 一時は借金もたくさんあったが今ではほとんどなくなって、今年1月、福岡
に13億円かけて大型店を出店したが、開店以来連日大入り満員だ。日置
氏は役員会で自らの理念や哲学はさることながら、各役員責任者の意見や
知恵、アイデアを大切にする人だ。筆者も大局的な見地から意見を述べて
いる。

 しかし陳前総統は周辺の意見を一切聞かず議論もしないで、政策や運営
はすべて側近に任せていた。実質的な総統実務と決定権を握っていたのは
、陳氏の妻・呉淑珍氏と30代の青年・馬永成氏である。これは民間企業の
経営者にも劣る陳氏の運営能力の欠如であり、側近しか信用できないとい
う体質に問題があった。


独立建国に失敗した陳水扁


 陳政権は独立と建国というスローガンを掲げたが、無知と傲慢さで台湾国
民の期待を裏切った。陳前総統は憲法改正と正名運動を総統延命の単な
る選挙手段にしたと見られてもしかたなく、これは台湾国民に対する冒涜に
他ならない。

 今後国民党政権の船出に際して、台湾国民は新たな期待を寄せている。
陳政権の腐敗と無能力にあきあきした台湾国民であるが、一方で民進党の
改革を願っている。民進党は引責辞任した謝長廷主席の後任に蔡英文・元
行政院副院長(副首相)を選出した。蔡氏は民進党の若い党員から幅広い
支持を得たものだ。民進党はこの尊い敗北の経験を生かして、立ち直って
もらいたい。再生された民進党が取り組むのは「政策と制憲」問題である。

 また馬政権は台湾世論に配慮して、統一せず・独立せず・武力行使せず
の「三つのノー」を繰り返し表明している。就任演説では国防力を整備する
意志を強調、和解・休戦も提案した。「台湾人意識」を強くにじませるのは憲
政の民主化であり、再び昔の独裁政権に変わることはない、との期待を抱
かせた。
次回は5月29日(木)
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