老兵の独り言

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「日本はアジアのリーダーになってほしい」ウイグル人の心の底からの叫び。
貴方はこの声に応えられますか。


永山英樹先生の メルマガ版「台湾は日本の生命線!」 より転載しています。


続・ウイグル人はなぜ「テロ」に走るか、追い詰められての悲劇の闘争

ブログでは関連写真も↓

http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-480.html


前回も書いたが、ウイグル人が中国から受けているのは殖民地統治。しかも動物よりひどい残虐な仕打ち。ウイグル人の絶滅を目指す中国人は、彼らを人間扱いなどしていない。

そのことを象徴する、もっともっとすさまじい話がある。

イリハム氏の講演での話の要約を続けよう。

・南方にだけ変な病気が見られる。これにかかると長くて半年で亡くなる。その原因は中共もわからないと言っている。ただ「一号病」「二号病」「三号病」…と呼ぶだけ。私は日本へ来てからそれが何であるかがわかった。つまり核実験の結果なのだ。中共は一九六四年十月十六日から一九九八年までの間、核実験を四十六回行った。十一回は地下実験だったが、三十五回は地上か空中。場所はすべてウイグル。

・核実験場の地図や写真を見ると、東部の私の町のすぐそばだった。小五のとき大きな砂嵐があり、五十センチ先の人の顔も見えなかった。ウイグル人は誰もそれが核実験の後の風だとは知らなかった。核実験の予告は住民には一切行われない。

・しかし南部のような被害はなかった。核実験は風が東から西へ吹くとき(中央アジアに向かって吹くとき)に行われるからだ。西の中国に向かって吹くときはやらない。

・七八年の大学の授業が始まってから、理工科のウイグル学生たちが核の被害が大きいことにようやく気づくようになった。

・七十五万人が核実験の被害で死んだとされるが、緻密な調査を行った日本の研究者によれば、どんなに少なくても百二十七万人の住民が死んでいるはずだと言う。

・核実験の従事した軍人も、何万人かが死んでいる。これが中共のやり方だ。

ところで「新疆ウイグル自治区」ではウイグル人のほかにカザフ人、ウズベク人、キルギス人も居住している。どの民族も中国人から差別されているが、しかしウイグル人ほど虐げられていないのだそうだ。なぜならそれらカザフスタン、ウズベキスタン、キルギスタンの大統領が中国へ来るたび、「特別待遇をしてほしい」と要望するからだと言う。

・そうしたトルコ系の国々はウイグル人の亡命を受け入れてきたが、近年はそれぞれの国益のために中国に引き渡している。同じイスラム教国のパキスタンも同様だ。そして送り返されたウイグル人の半数は死刑。何千人、一万人、二万人ものウイグル人を集め、その目の前で銃殺にする。「政治犯」だから遺族は遺体を家へ持ち帰ることも許されない。

・世界も米国もウイグルのことを考えてくれない。もちろん中共も一九四九年以来、何の改善もしようとしない。それどころか今年に入り、ものすごく残酷なことをしている。

・たとえば「最近カシュガルで百三十人以上もが理由を聞かされることなく逮捕され、そのうち二十六人が遺体となって家へ戻された。家族が当局に事情を聞くのは罪。だから両親ですら問いただす勇気がない」「中共で働く人間は人間とは言えない。ただ自分の利益だけを考えている。ウイグル人はその彼らの奴隷にさせられている」。
 
だから「自分の力で何とかするしかないと考える人が増えてくる」、とイリハム氏は言う。

そして「テロ以外に方法はないのかと言う人もいるが、ウイグル人には人間の基本的権利が認められていない。これでは生きる価値はない、死ぬなら民族のため、漢人の何人かを巻き込んで死のうと言うケースが増えている。そしてこれからもっと増えると確信している」「もちろんそれに賛成できないが、彼らにはそれしかないのだ」「人間が限界に達すれば、そのような形で主張を行わせることになる。そうさせているのは中共だ」とも。

ちなみに先日のカシュガルで警察を襲撃した二人は、タクシーの運転手と野菜売り。つまり日ごろから中国人を相手にし、金を払ってもらえないなどいじめにあっている人々だそうだ。もしそのとおりなら、彼らは中国が世界に強調しているような「テロリスト」だとは言えなくなる。

台湾建国運動の在日リーダーである林建良氏は「ウイグル人は警察を襲撃している。あれはもはやテロではなく蜂起だ」と指摘していたが、この日のイリハム氏の話を聞いても、やはりどうもそうであるらしい。

中国による恥知らずな「ウイグルテロ」の宣伝に、我々は惑わされてはいけないのである。

それにしても悲痛な民族闘争だ。そこで講演会場では「日本人に何かできることはないのか」との質問があがると、イリハム氏はこう答えた。

「二十一世紀は世界が自由と民主に向かって努力する時代。日本はアジアのリーダーになってほしい。そして我々を助けてほしい」

ウイグル人のおかれている現状は世界の監視下に置かれるべきだが、そのためにはまず日本人がウイグル人応援の声を上げるべきだろう。二十一世紀の今日に至ってなお、生命・尊厳・文化蹂躙の民族撲滅の政策が行われている中国の現実に、どうして黙っていられるかと言うことだ。

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