台湾でいかなる組織を立ち上げようが、中国のように禁止することをしないのが民主主義の国家であり、中国のように禁止するのが独裁主義の国家である。
台湾政府が設立を認めるのは台湾政府の自由であり、その設立にあれこれ意見を表明することは正しくない。
しかし、その反日の団体に馬総統が掛け軸を贈呈する行為は、明確に日本に矢を向けた行為以外の何物でもない。
おまけに「和衷共済」である。中国語がお分かりにお方はその意味を読み取れる。
「(困難を克服するために)心を合わせて協力する」という意味で、同舟共済ともいいます。
馬の政治姿勢がこれ以上見事に表明している文言はありません。
我々台湾との友好を願い、草の根の活動を展開している日本人として、絶対看過できない馬の行為である。
このことはこれからも忘れることはないであろう。
我々は台湾人と馬政府とを区別して運動を展開する。
【二枚舌の馬英九】反日だけは本物だ 日本李登輝友の会メールマガジン「日台共栄」より転載
馬英九総統が尖閣領有主張の反日団体「中華保釣協会」に「和衷共済」の掛
け軸贈呈 日台関係の改善に水を差す馬英九総統
報道によると、11月9日、尖閣諸島の領有を主張する活動家らが「中華保釣協会」を設立し、その大会に馬英九総統が「和衷共済」(心を合わせ、共に助け合う)と大書した掛け軸を贈っていたことが判明した。
共同通信によると、同協会は毎年1回、尖閣諸島へ出航するとし、活動家の一人は「李登輝、陳水扁時代に抑え込まれていた活動が有利な状況を迎えた」と述べ、「中国など各地の活動家ともネットワークを強化し、台湾社会における領有権の意識向上に努める」ことも掲げているという。
この動きに日本政府関係者は警戒を強めており、読売新聞は「反日団体とも言える組織へのこうした贈り物は、日台関係に影を落とす恐れ」を指摘し、毎日新聞も「日本側とトラブルになる可能性もある」と述べ、日台関係への影響を懸念している。
馬英九総統は「尖閣は中華民国の領土」という主張に変わりはないとしつつ、「領土問題は棚上げしよう」と言い、「日本は特別なパートナー」とも言う。しかし一方で、尖閣諸島の領有を主張する活動家らの団体にエールを送って反日活動を煽動している。
これでは「中国式」の二枚舌、ダブルスタンダードと非難されても致し方あるまい。日台関係の改善に水を差しているのは馬英九自身だ。さすがに馬総統の側近は「不適切だった」と反省しているというが、しかし総統府側は「毎週1500本以上も発送しており、特別な意味はない」と公言しており、日台関係への影響を心配する様子は伺えない。
馬英九総統の最高指導者としての統率力が問われてもいるが、尖閣問題きっかけに台湾の一部が「反日」に転じたことを象徴する「和衷共済」の掛け軸だ。
(編集部)
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